杉並どうぶつ相談員

杉並区と協働し、人と動物が和やかに暮らせる地域をめざします。

⑦地域で共助のネットワークを☘

2023-03-26 15:51:36 | ペット防災・災害時対策

東京で大震災が発生した場合、道路などのインフラが遮断され、
区外からの救援活動が難しくなる事態も想定されます。
そのような場合、頼れるのは地域での自助と共助。
力”が試されることになります。

震災救援所での飼育はペットにかかる負担が大きいため、
災害時に飼育が困難になった際の一時預かりなど、
普段から飼い主さん同士で共助のネットワークを作っておきましょう。

犬の飼い主さんなら、毎日のお散歩で出会う方々と緩やかな
つながりをつくりやすいはずです。
近所の犬の飼い主さんは、ご自宅の前を散歩させている飼い主さんに
よく挨拶されたり、立ち話をされています。
顔見知りだったり、ちょっとした交流があるだけでも、災害時に
気にかけてくれるのではないでしょうか。
そのためにもお散歩マナーには気をつけたいところです。
地域猫活動をしている飼い主さんも住民同士、つながりが生まれます。

震災救援所運営連絡会や町会、防災会などが定期的に行っている
防災訓練や防災イベントに参加して同行避難の受入れ態勢などを
訊ねてみてください。
ご高齢の方など、災害時に支援が必要な方々もお住まいなので、
積極的に地域の防災活動に参加すればなお喜ばれるでしょう。

杉並どうぶつ相談員も、荻窪や西荻の地域区民センターで開催される
防災フォーラムや救援所での防災イベントに参加したり、飼い主さんに
向けた同行避難の説明会などを行っています。
ぜひ足を運んでみてください。

(写真 町会の呼びかけで、相談員が発災時のペット対策について説明)

防災関連でなくても、区報には地域での様々な催しや
活動のお知らせが掲載されています。
茶話会のような集まりから趣味のサークル、ボランティア活動まで、
興味を引く集まりや活動に参加して、
ペットを飼っていることを参加者に伝えましょう。
ペットを飼っている人たちも、きっとそこにいるはずです。

地域の人と繋がりたいけれど、きっかけが掴めない方は、
すぎなみ大人塾や、すぎなみ地域大学を受講されてはいかがでしょうか。
地域での交流や活動メニューが豊富に提案されています。

 

すぎなみ大人塾

自分を振り返り、社会とのつながりを見つける大人の放課後をキャッチフレーズとした学びの場です。講座の様子が分かる「記録集」も掲載しています。

杉並区公式ホームページ

 
 

すぎなみ地域大学

すぎなみ地域大学は、皆様の地域活動を応援します。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いイベントが中止となる可能性がございます。詳細は以下の各イベントのリンクにて...

杉並区公式ホームページ

 

もちろん「杉並どうぶつ相談員」になっていただき、一緒に活動
されるのも大歓迎です。

日ごろから地域で交流や協力のネットワークを作り
災害時の共助のために地ならしをしておくことはとても大切です。
日常の暮らしにも彩りを添えてくれることでしょう。


⑧<お願い>震災救援所運営連絡会の皆さまへ につづきます。

 

⑧<お願い>震災救援所運営連絡会の皆さまへ - 杉並どうぶつ相談員

<震災救援所運営連絡会の皆さまへ>日ごろより地域の防災、災害時のための取り組みにご尽力いただき心より感謝申し上げます。発災時、杉並区では原則、ペット同行避難です...

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<関連記事>

ペット同行避難①杉並区では? - 杉並どうぶつ相談員

②なぜ同行避難が必要か? - 杉並どうぶつ相談員

③震災救援所でのペット飼育・その1 - 杉並どうぶつ相談員

④震災救援所でのペット飼育・その2 - 杉並どうぶつ相談員

⑤救援所以外の選択肢は? - 杉並どうぶつ相談員

⑥平時の備えとペット防災 - 杉並どうぶつ相談員

 

 

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⑥平時の備えとペット防災

2023-03-20 22:28:21 | ペット防災・災害時対策

繰り返しになりますが、飼い主が無事でいなければ、
ペットを守れません。
大震災を想定したご自宅の安全対策はお済みですか?

建物の耐震化(阪神淡路大震災で亡くなった方の8割は
家屋の倒壊による圧死)、不燃化、
人やペットが怪我をしないよう家具の固定、
ガラスに飛散防止フイルムetc…
とくに寝室は安全な場所にし、家具が倒れて寝床を直撃したり、
出口を塞がないよう気をつけ、逃げ道を確保しましょう。

在宅避難のための備えについては以下をご覧ください。
建物の耐震化や不燃化などには区の助成もあります。

在宅避難チラシ「家庭での備蓄はお済ですか?」杉並区https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/248/20220719.pdf

 

🐾ペットのしつけ・健康管理・個体識別

・救援所で迷惑をかけないためにもケージやキャリーケースに慣らし、
 無駄吠えをさせないなど、基本的なしつけが大切です。

・他の避難動物のためにも、混合ワクチン接種、狂犬病予防接種、
 フィラリア予防、ノミ・ダニの駆除は必ずしておきましょう。

・鑑札、狂犬病予防注射済票、迷子札、マイクロチップを装着して
 おきましょう。

 災害時、マイクロチップは迷子ペットの捜索に最も有効です。
  飼い主情報の登録をお忘れなく!

犬と猫のマイクロチップ情報登録 | 環境省

 

🐾避難用品の準備

ペットに必要な物を日ごろから準備し、すぐに取り出せる場所に
保管しておきましょう。

以下は、最低限必要な物(5日分)です。

・キャリーケース(クレート、ケージ) ・エサ・水  ・常用薬(7日分)

・首輪・ハーネス・リード  ・ペットシーツ ・フン処理袋

・食器(プラスチック皿をラップで包めば軽くて洗う手間なし)

・タオル等 ・動物手帳など健康の記録 ・ペットの写真(迷子に備え)

・ワクチン接種の証明書


ケージやキャリーケースは救援所にはありません。折り畳み式のケージなどを
 飼い主が準備してください。
 大型犬などの場合は係留用の丈夫なリードを。

*療法食は入手が難しくなるかもしれません。多めに準備しましょう。

 

震災時のための情報やペットの特徴を記載できるリーフレットです。
お手元に保管してご活用ください。

ペットと飼い主の防災リーフレット(震災編) 作成:杉並どうぶつ相談員 https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/026/939/petbousai_leaf_r4.pdf.pdf

 

火災などが迫り、緊急避難が必要な時は、命を守るため、
ご家族とペット、持ち出せる物だけにして、とにかく逃げましょう!

⑦地域で共助のネットワークを につづきます。

 

⑦地域で共助のネットワークを☘ - 杉並どうぶつ相談員

東京で大震災が発生した場合、道路などのインフラが遮断され、区外からの救援活動が難しくなる事態も想定されます。そのような場合、頼れるのは地域での自助と共助。”...

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⑤救援所以外の選択肢は? - 杉並どうぶつ相談員

 

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⑤救援所以外の選択肢は?

2023-03-17 17:25:02 | ペット防災・災害時対策

震災救援所でのペット飼育は大きなストレスが予想されます。
ストレスに弱い性質、高齢動物や問題行動のあるペット、猫、
多頭飼育のご家庭などは、

救援所以外の選択肢も検討しておきましょう。

①在宅避難
コロナ禍での3密回避もあって提唱されています。
自宅の被害が少なく、住み続けられるようなら、
同行避難する必要はありません。
人もペットも一番落ち着くのは我が家。
一緒に過ごせればペットも安心できます。
発災時にいったん救援所に避難したとしても、余震が収まり、
家が無事であれば在宅避難を。
建物の耐震化(家が倒壊しないように!)、家具の固定
家具の無いスペースを設けておきましょう。
救援所に避難者登録をしておけば、救援物資を受け取れます。
いつでも避難できるよう持ち出し品は身近に置いてください。

(自宅の備えやペット防災品については後述します)

②分散避難
在宅避難と同様、コロナ禍で密を防ぐために推奨されました。
本来は、救援所だけでなく、他の施設や親戚、友人宅などに分散して
避難するという意味合いですが、ペットの飼い主さんの場合、
ペットと一緒に、又は、ペットだけを一時的に
預けられる所に避難させます。
被災した時のために預け先を複数、確保しておきましょう。

(親戚 飼い主仲間や友人 動物病院 ペットホテル 保護団体など)

例:近所の飼い主仲間や友人+かかりつけの動物病院+遠方の親戚etc…

過去の災害では、多くの飼い主さんが保護団体にペットを預けましたが、
あまり遠方の団体に預けると会いに行くのも大変になります。
劣悪な飼育や無断譲渡を告発された事例もありますので、
なるべく近くの、信頼できる団体や
ボランティア(杉並どうぶつ相談員有志を含む)に、
連絡先や預かり条件などの覚書を交わして預かってもらいましょう。

③車中泊・テント泊

過去の災害では、避難所に同行避難できなかったり、
避難を遠慮した多くの飼い主さんが車中泊をしました。
(熊本地震では7割もの住民が車中泊を体験しています)

車内(またはテント内)にブルーシートを敷き、キャリーやトイレなど、
飼育用品を置きます。
ペットの逸走には注意が必要です。

(写真は、環境省・災害時におけるペットの救護対策ガイドラインより)https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html

過去の災害で亡くなった方もいらっしゃるエコノミークラス症候群
の発症に十分気をつけてください。
また、車内やテント内は冬でも温度が上がりますので、
ペットの熱中症が心配されます。
日中、ペットだけを中に残さないでください。
あくまでも一時的な避難場所とし、
ペットの預け先を探しましょう。

 

【第一回 車中泊避難に潜む危険】災害時の車中泊で3割に血栓発生の可能性 ~他人事ではないエコノミークラス症候群~

エコノミークラス症候群は、車中でも発生します。災害時の避難として行われることもある車中泊は特に危険です。長時間に渡り、足を動かさないことで、ふくらはぎの血管に血...

GAZOO.com

 

 

過去の災害で車中泊、テント泊に利用された場所:

 公的施設の駐車場 大型店舗の駐車場

 大規模公園の芝生エリア 自宅の庭 駐車場 などです。

都市部の住宅密集地域では車中泊のためのスペースを見つける
のは難しいでしょう。道路を塞いではなりません。

 

⑥平時の備えとペット防災 につづきます。

 

⑥平時の備えとペット防災 - 杉並どうぶつ相談員

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④震災救援所でのペット飼育・その2

2023-03-13 16:55:34 | ペット防災・災害時対策

🐾救援所における自助・共助・公助

救援所で一番多い苦情は鳴き声と臭いとのことです。
トラブルにならないよう、
飼い主さんは気をつけて飼育管理してください。

<*以下、文章の都合上、敬称略で「飼い主」と記します>

<自助>

 ・ペットのエサ、水、薬、シーツなどの必要な物は自分で準備する。
 ・救援所にケージや
クレートはありません。飼い主が用意してください。
  ケージに慣れるようにしておきましょう。
 ・自分のペットは責任を持って、迷惑をかけないよう飼い主が飼養管理。

<共助>

 ・被災して必要な物が持ち出せなかった飼い主にはお互い
  融通しあいましょう。
 ・家が無事だった方は被災ペットを一時預かりしたり、
  ケージや用品があれば貸してあげてください。
 ・負傷などで動けない飼い主のペットの給餌や散歩の代行。
  (*逸走や事故に十分注意し、ベテラン飼い主やボランティアが行う)
 ・届けられた迷子動物を、可能であれば移送されるまで飼養管理。
 ・協力してペット飼育スペースの掃除、消毒、汚物の処理。
 ・救援所の指示に従い、救援物資などの搬入、仕分け、配分。

<公助>

 ・同行避難の受入れ、ペット飼育スペースと設営資材、救援物資の提供など

救援所でのペットの飼養には飼い主の
 <自助>と<共助>がとても大切です。
 協力しあって危機を乗り越えましょう!

 

当ブログで記している事柄は多くの自治体のガイドラインに
提示されているものです。
ただ、環境省の指針は全国を対象にしており、都市部と地方では
家庭動物の飼い方も異なり、救援所それぞれの事情もあるので、
最終的には、救援所と「飼い主の会」との話し合いに委ねられる
面もあるでしょう。

EX: 地方では番犬として、中型犬の外飼いも多いが、
   都市部では小型犬の室内飼育が多い。
  地方では外出自由猫が多いが、都市部では室内飼育が多数。

例えば、飼育スペースが校庭のテントになった場合、風雨の問題
もありますが、猫の逸走が非常に心配されます。
屋外で猫や小動物が逸走した場合、捕獲は至難です。
また、猫のケージを持ち出せたとしても、通常は2段、3段と大きく、
救援所での飼育には不向きです。
以下のような折り畳めるポータブルケージや
キャリーケースでの飼育は短期間に限られます。


ケージを布で覆い、猫を落ち着かせる

*熊本地震で避難所に同行避難した犬は156頭、猫は17頭。

 

<飼い主との同室避難は可能か?>

多くの災害時、少数ですが実施されています。
実施先は救援所(学校)ではないケースも。

新潟県や埼玉県のガイドラインでは、
一般避難者の居室と離して(動線が交わらないように)
ペットと飼い主の同室避難を提示しています。

スペースなど、救援所の状況にもよりますが、
同室避難は、一般避難者にも運営側にも合理的な
飼育管理です。
飼い主が一緒にいることで、ペットは落ち着き、鳴き声が
抑えられ、糞尿の処理も近くにいればすぐにできます。
鳴き声と臭いという最大の問題に対処しやすいのです。

衛生環境を保つため、飼い主は協力して、
清掃と消毒を徹底的に行う必要があります。
飼い主たち自身で、ブルーシートや清掃道具などを用意し、
動物を人と一緒に、ではなく、動物の近くで管理したいという
アプローチで運営スタッフと話し合ってみてください。

同室避難であっても、基本的にケージ飼育となります。
体験者談によれば、どの動物もおとなしく過ごしていたとのこと。
鳴き声や迷惑をかけるペットは同室では過ごせません。

~ストレスの大きい救援所での飼育~

基本的なしつけは必須です。が、普段とは異なる環境下、
ペットの気質にもよりますが、相当のストレスがかかることは否めません。
飼い主もペットがどのような行動をとるか読めません。

「飼い主がいないと吠える」「とても神経質」「猫の多頭飼い」
など、救援所での飼育が難しいケースもあります。

 

⑤救援所以外の選択肢は? につづきます。

 

⑤救援所以外の選択肢は? - 杉並どうぶつ相談員

震災救援所でのペット飼育は大きなストレスが予想されます。ストレスに弱い性質、高齢動物や問題行動のあるペット、猫、多頭飼育のご家庭などは、救援所以外の選択肢も検討...

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震災救援所での防災イベント

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③震災救援所でのペット飼育・その1

2023-03-05 17:14:03 | ペット防災・災害時対策

火の手や煙が近くに見えたり、家の倒壊などの危険を感じたら、
ペットを連れて最寄りの*震災救援所(区立の小中学校)に
避難してください。

(*震度5強以上の地震が発生した際などに開設されます。
 大規模な火災で自宅や救援所に危険が迫った場合は、近くの
 広域避難場所に避難します)

杉並区の防災対策(令和3年9月)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/013/499/suginamibousai.pdf

 

👉救援所にペットの受入れや受入れ態勢について確認しておきましょう。

👉救援所にはペットのエサ、水、ケージなどはありません。
 飼い主が準備してください。

 

大型犬、中型犬はリードに繋いで、小型犬や猫はキャリーケース
(クレート)に入れて同行避難します。

 

~救援所では人が優先~

救援所に到着すると、ペット連れの避難者は圧倒的に少数
と感じるのではないでしょうか。
(犬や猫を飼育している家庭の比率は1~2割)

避難者が押しかけ、殺気だった状況も予想されます。
救援所の指示に従ってください。

事故やトラブルを防ぐため、
一般避難者から離れて待機しましょう。
ペットが人を噛んだり、逃げたりしないよう注意が必要です。

飼い主が待機場所を離れる際には、ペットを見守る人を残して
ください。

ペットは一般避難者のスペースには入れません。

以下、「震災救援所ペット対応てびき」より、
救援所でのペット飼育管理の流れをご紹介します。

*てびきは参考例です。個々の救援所の状況、同行避難者数
 などに沿って対応してください。

震災救援所ペット対応てびき(作成:杉並どうぶつ相談員 発行:杉並保健所生活衛生課)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/026/939/pet_kyuenzyo_tebiki.pdf

 

避難者の受入れが一段落した後、
1.飼い主の皆さんで、救援所が指定した場所に、飼育場所を
  設営します。必要な資材を救援所から受け取ってください。
        

2.   「飼い主の会」を立ち上げ、責任者(複数名)を選出してください。

        ↓

3.   「飼い主の会」でペットの登録受付を行います。

        ↓

4. 飼い主は、「飼い主の会」の責任者の指示に従って、犬、猫、
  小動物をペットの飼育場所に収容します。

積み重ねられるハードキャリー

5.「飼い主の会」の皆さんで協力して飼育管理を行ってください。

ペット登録受付票の見本や飼育管理の詳細、注意点などは上記の↑
「震災救援所ペット対応てびき」をご参照ください。

必ずしも「飼い主の会」を立ち上げる必要はありませんが、
 大切なのは、飼い主同士が協力することです。
 事故やトラブルを防ぐためにも、
救援所が定めた飼育ルールを守って
 飼養管理してください。

 

👉盲導犬・介助犬・聴導犬は、「身体障害者補助犬法」により、
 公共施設などへの同伴が認められており、同室避難となります。

 

飼い主不明のペットについて🐾

救援所には、飼い主不明の迷子ペットが届けられる可能性があります。
飼い主不明動物は東京都が収容しますが、移送まで時間がかかる場合は、
救援所とも協議し、「飼い主の会」で世話をするか、預けられる人がいるか
話し合ってください。
飼い主との再会のためには、地域に留め置くことがベストです
「ペット登録受付票」に、動物種、品種、移動先など
必ず記録を残してください。


④救援所での飼育・その2 に続きます。

 

④震災救援所でのペット飼育・その2 - 杉並どうぶつ相談員

🐾救援所における自助・共助・公助救援所で一番多い苦情は鳴き声と臭いとのことです。トラブルにならないよう、飼い主さんは気をつけて飼育管理してください。<*以下、文...

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