お腹を空かせている野良猫を見たら、
かわいそうに思ってエサをあげたくなりますよね。
それは優しい気持ちで、その猫を助けることになりますが、
同時に、沢山のかわいそうな猫を増やすことにもなります。
猫の繁殖力は旺盛で、多くの子猫を産むからです。
子猫にとって外の暮らしは過酷そのもの。
病気、交通事故、怪我、カラス、虐待…
産まれた子猫の大半が人知れず、死んでゆきます。
猫風邪で食べられなくなった子猫たち
子猫を保護して欲しいという相談が、保健所や
杉並どうぶつ相談員に寄せられますが、
命を失うほど衰弱しているケースも少なくありません。
もっとも苦しんでいるのは子猫たちです。
かわいそうな猫は、不妊去勢をしないエサやりから生み出されています。
せっかく生まれてきたのに、その喜びもわからないまま、ひっそり消えてゆきます。
それが自然というものだ、と言う人もいますが、
猫にとって、帰る自然はありません。人が奪ってしまったからです。
古代から、人は猫を利用し、愛玩用としても品種を作り、管理してきました。
ですから、人には、猫を幸福に生かす責任があります。
多数の野良猫にエサを与えている家から保護された子猫
↓
治療して元気になりました!
あえてかわいそうな写真を載せているのは、現実を知って
いただきたいからです。
子猫だけではありません。おとなの猫も病気やケガで苦しみ、命を落とします。
不妊去勢をしないエサやりは、動物虐待に等しいのです。
解決方法は、猫に不妊去勢を施すことしかありません。
野良猫が増えれば、環境衛生の問題ともなり、
猫は嫌われる存在にもなります。いじめられるかもしれません。
猫で迷惑を受けている住民にも配慮し、
人道的な観点からも、野良猫に不妊去勢をして数を減らしましょう。
※杉並区では区民を対象に(個人又はグループ)飼い主のいない猫を減らすため
助成事業を実施しています。詳しくは、杉並保健所にお問い合わせください。
☎ 03-3391-1991
*「保護」は相談員有志の個人活動となります。
また、交尾もしており、子猫はカラスのえさでないでしょうか。(自然にいてはいない存在なので個人的には駆除すべきです。猫に襲われるすずめ、昆虫がかわいそうです。)
区役所にも報告済み、本人たちにも抗議しましたが一切変わりません。
相談員の方からも説得いただけないでしょうか。
「動物愛護管理法」では猫を愛護動物と定め、駆除することは出来ません。
杉並区では、「飼い主のいない猫の世話:杉並ルール」の下に猫の世話をするよう区民にお願いしており、自己所有地、或いは、許可を得た場所のみで給餌することとしています。
現在、大宮八幡宮で給餌している方々は敷地所有者の許可を得て
いるのでしょうか?
許可を得ているのでしたら、猫の不妊去勢や、置き餌をやめる、清掃をして環境衛生に努める必要があります。
敷地所有者も交えて、お話合いの機会を持つことは可能でしょうか?
それが難しい場合、
また、許可を得ていない給餌に関しては、お手数をかけますが、再度、区の方へご相談いただけますでしょうか。
人にとっても猫にとっても円満な解決を願っております。
以降のご連絡は、右サイドバーのメッセージから、個人名(名字)を記載してお願いいたします。(公開はされません)