杉並どうぶつ相談員

杉並区と協働し、人と動物が和やかに暮らせる地域をめざします。

ペットの熱中症に気をつけて!

2020-08-13 22:06:36 | 新着情報

 

犬の散歩は、早朝や夜間に。

日中、暑い時の散歩は絶対にやめてください。

手のひらで、路面をさわって熱さを確認しましょう。

短時間でも、車内などに置き去りは厳禁。

こまめに水分補給を。

犬の熱中症予防対策 

留守にする際は、エアコンをつけて出かけてください。

適温は犬、猫の場合、26℃前後です。

部屋のドアを開放し、自由に移動できるようにして、

リモコンは踏まれない場所へ。

新鮮な水を入れた器をあちこちに置いておきましょう。

 

熱中症の予防や応急処置については、コチラをご覧ください。

人も動物も、暑い夏を無事に乗り切りましょう

 

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不幸な猫を生み出すエサやり

2020-08-09 23:56:06 | ネコ

お腹を空かせている野良猫を見たら、

かわいそうに思ってエサをあげたくなりますよね。

それは優しい気持ちで、その猫を助けることになりますが、

同時に、沢山のかわいそうな猫を増やすことにもなります。

猫の繁殖力は旺盛で、多くの子猫を産むからです。

子猫にとって外の暮らしは過酷そのもの。

病気、交通事故、怪我、カラス、虐待…

産まれた子猫の大半が人知れず、死んでゆきます。

猫風邪で食べられなくなった子猫たち

子猫を保護して欲しいという相談が、保健所や

杉並どうぶつ相談員に寄せられますが、

命を失うほど衰弱しているケースも少なくありません。

もっとも苦しんでいるのは子猫たちです。

かわいそうな猫は、不妊去勢をしないエサやりから生み出されています。

せっかく生まれてきたのに、その喜びもわからないまま、ひっそり消えてゆきます。

それが自然というものだ、と言う人もいますが、

猫にとって、帰る自然はありません。人が奪ってしまったからです。

古代から、人は猫を利用し、愛玩用としても品種を作り、管理してきました。

ですから、人には、猫を幸福に生かす責任があります。

多数の野良猫にエサを与えている家から保護された子猫

    

治療して元気になりました!   

あえてかわいそうな写真を載せているのは、現実を知って

いただきたいからです。

子猫だけではありません。おとなの猫も病気やケガで苦しみ、命を落とします。  

不妊去勢をしないエサやりは、動物虐待に等しいのです。

解決方法は、猫に不妊去勢を施すことしかありません。

野良猫が増えれば、環境衛生の問題ともなり、

猫は嫌われる存在にもなります。いじめられるかもしれません。

猫で迷惑を受けている住民にも配慮し、

人道的な観点からも、野良猫に不妊去勢をして数を減らしましょう。

杉並区では区民を対象に(個人又はグループ)飼い主のいない猫を減らすため

 助成事業を実施しています。詳しくは、杉並保健所にお問い合わせください。

 ☎ 03-3391-1991

*「保護」は相談員有志の個人活動となります。

コメント (2)
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