ハイラム・ブロック

マルチなギタリスト、ハイラム・ブロックが7月25日に亡くなりました。

「Mannys Car Wash」というライブハウスの名前の付いたアルバムですが、これを聴かなきゃワタシぁ再びBassを弾かなかったと思われます。。。。
初めて24丁目バンドを聴いた時は何とも思わなかったのですが、このライブはギター弾きにもBass弾きにもたまらんアルバムです。

まだ52歳だったそうですが、他界のニュースは7月31日に伝えられました。
ちょうどその頃、30年一緒に働いた先輩が膵臓がんで亡くなりました。
今年の2月に急遽入院し末期のがんと宣告されましたが、社員には最後まで伝えないでほしいと言われました。
7月の56回目の誕生日に幕を閉じた人生でしたが、ほんとにアッと言う間だったと思います。
その先輩もCSN&Yとかジャンルの違う音楽が好きで、子供達が成人した後に若い頃の憧れだったマーチンを手に入れました。
これからという時に突然おそった病気ですが、ワタクシのように細々とカラダを壊す人ではなく、大病もせず一緒に仕事をしてきたので最初に病状を聞いたときには「嘘だろう！」という言葉しか思いつかなかったです。
7月10日病院を見舞った時、もしかしてこれが最後になるかという思いが頭をよぎりましたが、「また来ます」と病院を後にしました。
笑ってワタシを見送った顔が今生の別れとなりました。


身近でこんな不幸があると、何をするにも健康でいることが前提だと強く感じますが、しばらくするといつもの日常に戻ってしまいます。
40歳を過ぎた頃に「人生あと半分か」などと考えてましたが、50歳を過ぎると一年一年が大事な時間だと感じます。

しめっぽくなりましたが、ここんとこ不幸が続いており「生きる」ってことをちょっと考えています。

合掌