ここんとこ続けて新譜を買ってるが、Bass弾きたるものコレはハズせない。
5月はドタバタしてたので、ようやく昨日聴いたところ。
もはやこの領域はマーカスの世界であり、素人が真似するもんじゃない。
チョッパーから「スラップ」という新しいジャンルを創った人だし、昔と違って映像が多くあるのでマーカスフリークにとってはそれだけでも十分である。
このアルバムではジャクソンファイブの曲を入れてあるが、YouTubeで何と「ひとりBillie Jean」も見れる。
恐るべし。。。当然といえば当然だが。
ハナシを戻すとワタシ的にはボーナストラックの「リバップ」を何度も聞き直した。
ライブでも時々使う指弾きのキメ的なフレーズだが、連続でわりわりと弾かれると手に汗握る。
ま、当然のように簡単に弾いてる。
すでに「マーカス」というジャンルになった。
比較するのも何だが天才Jacoが残念だと思うのは、当時の録音技術もあってマーカスほど音源や画像を残していないところだ。
さらにこのアルバムは音がイイ。
マーカスのライブは手元画像が多いんだが、スラップであのツブ立ちの出音は驚異的だと思う。
くどいようだが、Jacoもあのブリッジ寄りでの速いバッセージは驚異的だ。
むろん左手もその音数だけ動いているわけで、本人いわく「テクニックは重要じゃない」ってのはウソだと思う。
このアルバムとカルメン・マキのアルバム、伊藤広規のアルバムは三角形のような対象にあって、1か月の間にこんな濃いベースアルバムを聴いたのも初めてだわ。