久しぶりに現代小説を読みました。
「重力ピエロ」 伊坂幸太郎 著
多くの出演者が縦横にからみあって 最終的にあぁこんな絵だったんだ
と 突然全てが判明するような話を沢山読んできました。
これは 少々違います。
登場人物はごくすくなく淡々と話は進んでいきます。
駐車場の壁やビルの壁に描かれた落書き
その近くで起こる放火事件
落書きのメッセージ
登場人物が少ない分読み手がそのうちの一人のように
ともに解明していきたくなり楽しめます。
何より 最後の最後がとても良いです。
今日のキーワードは全てGで始まります。
落書き graffiti
重力 gravity
遺伝子 gene
さて 話をどう落ち着けようかと悩み あきらめました。
今日は寝ます。