づれづれ気儘日記です

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乱高下なのに・・・

2013年05月24日 22時16分04秒 | 日記

 この二日間の株式相場の激しい動きは、ホントに驚きだった。

滅多にできないような体験であることは、間違いのないことだけど、

あまり経験したくないというのが、本音だな・・・。


 といっても、これで終わったかどうかは分からない。

来週の相場も先物の動きを見る限り、どう転んでいくのかは、読めないところ。

アナリストは、25日線を意識した値動きで、あくまでも調整局面と捉えられ、

徐々に落ち着くというような論調が多いみたいだけど、

投資心理的には、冷え込み、恐怖心は十分埋め込まれた観がするので、

まだこういった場面が出てくることは、あり得ることなんだろう。


 個人的には、丁度5月初めの頃の時期に引き戻された、といった感じで、

せっかくの利益が飛んでいった感じだ。

そして、昨日から引き続いて、今日のような乱高下があると、

引け前にノーポジを決断しようかという気持ちにもなった。

結局ポジションを減らしたものの、ノーポジまではできなかった。

 ・・・これも人間のサガなのかな、と少し自嘲気味な気分・・・。


 そんなこの二日間で、一番感じたのが、

取引所の売買システムの強じんさだ。

 売りが売りを呼ぶ、そしてシステム的なヘッジが強烈にかかった局面で、

よくぞこれほどの売買を成立させたものだ、と感心した。

コンピューターシステムのタフさは、凄い。


 昨日の東証一部の売買代金5兆8千億円余り。

今日の売買額は、4兆8千億円余り。二日で10兆円を超える売買額だ・・・。

これが平均的に売買されているならまだしも、一斉の売り、買いが押し寄せる中で、

売買がシステムダウンすることもなく、運用されたことが驚異だ。



 二日間続けて、このような値幅の取引というのは20数年ぶりだというが、

20数年前にこんな激しい売買をこなしていたのだろうか?

多分、そんなことはなかったんだろうと思う。

 今のコンピューターの強じんさは、ある意味爆発的な売買を可能にした。

結果、このような値幅、乱高下をも可能にしたと言えるのかもしれない。

 もし、数十年前の光景、、、紙が乱れ飛ぶような仕組みの取引所だったとしたら、

昨日、今日のような相場が実現したかどうか?・・・結果は違ったのかもしれない・・・。

だからといって、昔がいいとか、今の方がいいとかという気はない。

人間が処理できない、途轍もない処理量のものをいとも簡単に(かどうかは分からないけど)、

処理してしまうツールを人類は手に入れているんだなぁという、

なんとも個人的な驚きの二日間だったということなのだ。