クルミが亡くなって、1年が過ぎた。
思い出さない日はないけど、
少しずつ亡くなったことを受け入れられるようになってきたかな、
と思う。
それと、自分だけが哀しかったわけではないのも、この一年でよく分かった。
ばあさんも同じように苦しんで、つらかったんだろうな、と。
今我が家に時折来ている、ノラネコのちびグレイをクルミの生まれ変わり、
というばあさんを見て、こいつも同じように、
或いは僕以上につらい思いをしてるんやな、と思う。
クルミが亡くなる前、ばあさんは抱っこをしなかった。
入院して、もう治る可能性がないと言われた後も、抱っこしなかった。
自分が抱っこしたら、この子は死んでしまう、と信じ込んでいたばあさん。
以前飼っていたウサギのことを思い出したんだろう。
この一年、命の大事さをことあるごとに感じてきた。
どれだけ涙を流したら、悲しみが消えるんやろ、と思いながら。
ペットロス、という言葉で片付けられない、かな。
どんな生きものでも、命は大事だなと思う。
人間も動物も命を全うしてほしいなと。
今、うちの庭にはいろんな生き物がやってくる。
その中にクルミの生まれ変わり、もしかしたらいるのかもしれない。
・・・ばあさんとおんなじやな。
クルミ、7年間ありがとうな。
今日はお空もなみだ雨やな。
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