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未体験なことは怖い。

2015年09月07日 10時00分48秒 | 日記
 ブログのアップをサボり過ぎ、気付くと今年もあと4カ月。

三分の二が過ぎてしまった。

時間の経過が早いのか、それとも自分の時間管理がルーズでいい加減過ぎるのか、

当然自分の感覚、ルーズさの問題なんだが、知らぬ間に月日が過ぎていく・・・。

感覚の鈍感さが若干怖いな、と思ったり、一応自覚はしているつもりだが、

・・・やっぱり歳のせいなんだろうな・・・。


 と若干ボケてる気がしながら、まだ早いが、今年を振り返ると、

多かった病院通いに尽きる、かな。


 つけている備忘録を見ると、通院は30回以上・・・。

かろうじて入院はなかったものの、4月下旬、肺炎で7日連続で通院、

点滴治療を受けた頃は最悪の状態だった。

 なんとか肺炎が治癒した後、時折死にそうな息苦しさが残ったので様々な検査を受けた。

心臓は問題なかったのだが、肺の方が悪いようで、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が疑われた。

 しかし、その行きつけの近所の大きな病院には呼吸器科がなかったので、
(呼吸器の最新検査機器はあったのだが・・・。)

専門の病院へ紹介してもらって、再度診察を受け、COPDの診断が確定。


 喫煙が原因の自業自得な病気ではあるが、以降、毎日吸入薬を続けている。

この病気は完治しない。簡単に言えば、喫煙で肺胞が潰れているらしい。

なので、悪化しないように(若干改善するらしいが)、

まず禁煙して、吸入薬を服用する。

もう禁煙はしているので、今出来ることはこの薬を続けるだけのようだ。

しかし、禁煙8年が過ぎた今、そんな病気だと言われるとは、

なんともはや、複雑な気持ちではある。

 とはいえ、このCOPDのせいで肺炎や風邪も重症化したりするらしい。

4月に罹った肺炎もそんなに肺が白く濁った感じではなかったものの、
(肺炎の程度としては軽症だったらしいのだが、)

かなり個人的にはしんどかったのは、このCOPDのおかげらしい。

有り難くない病気だが、この病気とは一生付き合っていかないといけないようだ。


 でも、紹介された専門の病院への通院は、ちょっと遠くて不便。

予約していても1時間程は待たされるし、待合室はいつも満員。

行くだけで疲れて病気になりそうだ。

それに通院しても、治療は薬を処方してもらうだけ。

なので、元の近所の病院へ再度紹介状を書いてもらって、先月から出戻った。

これからも長~いお付き合いになりそう。

 去年できたこの病院。いろいろとブログでも書いたが、やっぱり深い縁があるなぁ。



 この病院、呼吸器科はないものの、担当の先生はいろいろと調べてくれたりするので、

信頼関係は出来ている。おまけに自分のいろんな検査結果がこの病院にはあるので、

或る面では自分のかかりつけ医、といえるのかもしれない。

それに最新の設備がそろっているし、待ち時間も(手違いがなければ^^)そんなに長くない。

なんせ自宅から近いのが最大のメリット。おまけに救急体制が充実している。

・・・こことは離れられそうにないのかも。





 それにしても、今年はいろんな検査を受けた。

ピロリ菌の呼気検査から始まり、胸部レントゲン、心電図、心エコー、胸部CT検査、

心臓冠動脈CT検査、腹部エコー、胃カメラ検査、呼吸生理検査、、、

血液検査は、何回やったのか、分からないくらい。


 検査漬けと思われるかもしれないが、患者の意思を確認してくれるので、

すべて納得しながら受診している。

とはいっても、受けたくない検査も多々あった。

胃ガンの治癒以降、もう胃カメラなんか飲まなくていいと思っているから、

胃カメラなんか二度と呑むものか、と思っていた。

なので、この病院で何度も勧められても胃カメラ検査は受けてなかった。

しかし、、、、やっぱり不安になったのだ。

その理由は、ピロリ菌除菌が成功した後に訪れた胃部の痛さ・・・だった。

今まで胃潰瘍で経験した以上の痛みがあったのだ。
(胃ガンのときは痛みなどはなかったのだが。)

結局、その痛みに負けて、あきらめて胃カメラ検査を受診した。

診断結果は残胃不調、と。

残った胃が荒れてはいるものの胃の環境が変わって(ピロリ菌君がいなくなったので)

胆汁やら他のものが胃に上がってきて炎症を起こしているんだとか。

分かったような分からない、正式な病名もない診断ではあった。

結局それから2カ月の投薬で、今はほぼ完治した。



 そのほか、CT検査も好きではない。

やっぱり年をとっていても被ばく線量が気になるし、

造影剤の投与がいつまでたっても慣れない。

とはいえ、心臓や肺の検査ということになると、覚悟を決めて受診することになるし、

結果が素人目にもある程度ハッキリ見ることができるので、安心感につながる。




 まぁ、検査が好きな人なんかいるわけないと思うが、

嫌々でも受けざるを得ない状態、つまり病気の苦痛が検査の嫌さ加減を上回った時、

患者は納得して検査を受けるんだろうなと、自分なりに納得する、しかないのかな~。





 そんなこんなで、今年いろいろな身体の不調に見舞われて、感じたこと。

それは、今まで生きてきた中で、経験したことのない痛みや症状が起きると、

もしかしたら死につながるんではないか、悪化していくんではなかろうか、

と計り知れない不安に襲われる、ということ。


 年寄りは、大概の変調は今まで経験済み。

なのに未経験の痛みや症状には弱くて、うろたえる。

多分年寄りの多くはそうなんだろうな、と思う。

なまじ歳をとっているから、その怖さは倍増するのかも。

結論・・・未体験なことは怖い。

・・・若い人よりも中高年の方が一層言えることなのかもしれない。





 医療費が毎年高騰してきているのは分かっているし、

病院の待合室が老人のいこいの場、なんて言われる、

そういう中高年にはなりたくないと思っているのだが、

自分がこんな状態になると、やっぱり検査を受けて、薬に頼ってしまう・・・。

余計な検査や薬は受けないように、とか、病院の待合室が居心地よく感じないと、

一応自分自身では気をつけているつもりだが。





 中高年の病院通い、かなり批判にさらされることが多いが、

それなりに中高年も苦しいんだと、温かい目で見てほしいな、と思うこの頃である。







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