いろんなことがあったが、娘が東京から帰ってきて半年が過ぎた。
紆余曲折を経て、という言葉がピッタリ当てはまる。
勤め先の厚意もあって、転勤、異動という形をとってもらえたり、
ありがたいことではあったが、重たい問題も抱えての実家暮らし開始だった。
娘との同居はほぼ10数年ぶりである。10代の頃にも出たり戻ったりが何回かあり、
そういった面でもホント紆余曲折、、、、の娘なのだ。
そして、息子も結婚を機に出て行ったのが4年前で、
夫婦二人と愛犬二匹との安穏な生活がいたって普通になったところに
娘が戻ってきたという状況である。
半年余りが過ぎて、なんとか生活面では慣れてきたものの、
娘との距離感がまだ少しぎこちない感が否めない。
とはいっても他人ではないので、気楽ではあるのだが。
こういう生活があと何年続くのか、と考えると、
2,3年で終わるものか、それとも何十年か続くものなのか、見当もつかない。
もしかすると、この子が死に水を取ってくれるのかもしれないな、とか・・・。
そんなことを何気なく思いながらではあるが、あまり深くは考えずに日々が過ぎていく。
人生の終盤戦に入って、手仕舞いを考えながら、折り畳みはじめた時期ではあるけれど、
紆余曲折を経て、娘が帰ってきた・・・。
まだ折り畳むのは早過ぎるということなんだろうか。
娘との距離感を測りながら、フッと考えることが増えてきたこの頃である。
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