Surrealism Dash

インターネッツ黎明期に始まった日記の続き…というか保管庫

カウントダウン②

2012-01-26 16:17:08 | 
1月22日(日)


この牧場で受ける最後のレッスンでした。

いつもどおり。

普段どおり。

少し前から後肢旋回の練習をしてて、
先生があれこれ試してヤマトに一番合った扶助を見つけて下さいました。
出来る限り小さい巻乗りできっかけを作ってから後肢旋回をしてみると、
後ろ肢をちゃんと軸にして、前肢だけでくるりん。


馬場がぬかるんでいたので駈歩は少しだけ、
最後に馬場を斜めに大きく使って伸長速歩。
偶角でパワーを溜めて、斜めに入ってまっすぐ馬体を乗せると
めちゃくちゃ気持ちの良い伸び!

揺れも凄いけど…!!!

脚で圧迫しなくても、騎座で押さなくてもすーっと伸びてくれました。
先生に教えてもらったことの集大成な感じでした。





本音を言うと、移籍はしたくない。
なぜならこの先生にもっともっと教えてもらいたいから。
今まで出会った人たちの中で、この先生ほど馬のことを理解していて、
馬から信頼され好かれている人間はいませんでした。
ひどい噛み癖が出来て誰も近づこうとしない馬とちゅーしてました。

たぶん、この先生は人間の皮を被った馬なんだろうと思います。


苦渋の選択で決めた移籍なので仕方ありません。
先生に教えてもらったことを頭と心と身体に焼きつけて、
新天地で騎乗技術を磨きます。


でも正直、新しい先生に教わる中で
「前の先生の時はこうだったのに…」
なんて言わない自信がないんだよなぁ。





泣いても笑っても今週末には引っ越しです。
雪が降りませんよーに。