気ままな遍路人

人生いろいろ…徒然な日記

遍路旅20

2007-09-22 22:39:17 | 遍路旅

お遍路をしていて、一日が終わり宿につき荷物をおろし床に寝転がったとき、普段とは違う何とも説明し難い、満足感・充実感・爽快感を一気に感じることができます。

一生に一回でも良いから是非とも、このブログを読まれている方に歩き遍路をお勧めします。

そう簡単に歩き遍路は決断できないと思いますが、きっとご縁があれば旅立つことができると思います。

遍路の中でも一番贅沢な旅でもあるので、じっくりと計画されて行かれたら良いと思います。

特に仕事をされている方は、40日前後の休暇をとることは不可能と思いますので、定年後という長いスパンの計画を考えてもいいんじゃないかと思います。

歩きにこだわらなければ、所々交通機関を利用して巡るのもよろしいかと思います。肩ひじ張らないでできるのも遍路だと思います。書店にそういう資料も置いてますので、参考にして下さい。

ちなみに、私が利用している資料は、

    ・四国八十八ヶ所 札所めぐりルートガイド    (定価1500円)

     小林 祐一 著     メイツ出版㈱  03-5276-3052

    ・四国八十八ヶ所霊場 最新版 遍路地図 (6番・安楽寺で1000円)

     株式会社 サンエイ  0877-32-5111

上記の2冊を持ち歩いています。その他自宅には計画するための資料は多々あります。

北海道の田舎のため資料を探すのに苦労しますが、あちらこちら書店を回り、見やすいものを見つけては購入しています。


私の宝物

2007-09-22 11:44:52 | 日記

私の幼少期はとても体が弱く、誕生の瞬間から全身に管が入り、なかなか自宅に帰ることができなかったようです。

それからも、何かと病気を繰り返し、20歳まで生きられないと医者に言われてたそうです。腎臓・肝臓・胃腸・脾臓・膵臓と次から次と病気のデパートでした。小学校のころは、病院から学校へ通学していました。

極めつけは、脊髄炎からくる左半身麻痺になったことです。これは、30歳を超えたころの経験ですが、朝起きたら突然左足の感覚がなく動かなくなっていました。近くの個人病院に行くと直ぐ、大学病院を紹介され診察を受けている最中にも麻痺が進み、結局左半身が完全に動かなくなりました。

現在の私は不思議なくらい(奇跡といってもいい)過去の病気は完全治癒し、すでに40歳を超えています。

母が言います。「あんたが健康だったら、家は金持ちになっていただろうね。でも、お金があることより、あんたが生きていることがうれしいよ。」と・・・。

私は母親と良い伴侶(嫁)に恵まれ、これが何よりの宝です。

自暴自棄になりかけた時期も母が励ましてくれ、結婚してからは嫁に世話になり、本当に幸せな人間です。

お金はあの世には持っていけません。大切なのは、この世に生を受け、さらに生かしてもらえる幸せを感じるだけで良いと思います。それ以外に必要なものはないと思います。

私の勝手な見解ですが、人間は健康で働くことができ、人並みに暮らすことができれば、それ以上望むものはないと思います。

だって、生きてるんじゃない、生かされているんですから・・・。