私の職場にも先週から新型コロナ対策として、時差通勤や自宅勤務が可能になった。時差通勤は、朝7時から10時過ぎまでの間に6通りの出勤時間が設定されて、事前申請で明日は①番、明後日は⑤番と日によって異なる時間を選べる。
自宅勤務は若手、中堅に人気で、どうも年配者には受けが悪い。声に出して言わないが、自宅勤務の取得率は責任感のなさに比例してる傾向がある。私は明日初めて自宅勤務を申請してみた。
昨日、仕事を早上がりして夕方4時半から江戸川へなな散歩に出かけた。行く途中や河川敷で沢山の小学高学年、中学生、高校生を見た。東京の小中高は全て3週間ちょっと臨時休校になってるから、十代の若者は暇を持て余してるのだろう。
民間の学習塾や予備校はここぞとばかりに今週から午前、午後体制で春季講習や補習講義を始めた。少ないがこういうご時世だから逆に大儲けする業界もある。小学生向けの学習ドリルなどもトイレットペーパーと同様に争奪戦だそうである。
ななとのボール遊びは、距離がすごく伸びて30mくらい、思い切り投げても大丈夫なほどになった。一心不乱に全力疾走でボール追いかける姿がとても気持ちいい。
ワンちゃんも人間と同様に、何かをともにするときは何より信頼関係が大事だと気づかせてくれる。ワンちゃんは上下の信頼関係が構築されると驚くほど実直に従おうとする。
犬が本能的にどのように考えて、どこまで学習すれば良いのか、飼い主は知っておくべきだと思う。
犬は人間と同じ哺乳類で、家族や群れの中で生活する。健康のためには、運動と居心地のよい寝床と十分な栄養、グルーミング、そして定期的な獣医さんのケアが必要だ。
心の平静のためには誰かが一緒にいて、認め、受け入れ、理解し、心おきなく愛し合い、慈しみあうことが欠かせない。
犬は人間の家族の中に、自分の居場所があると感じ、家族という群れの中で、どの順位に自分が位置するかを知り、公平に扱ってもらえることをしなければ信頼関係は築けない。人間同士のそれと全く同じである。
多くの犬は人間を助ける性質を本能的に受け継いでいるので、そのための目的をもたせるといい(生き生きする)と思う。また、自分の能力に敬意を払い、友情を認めてもらうことをワンちゃんは求めている。
ななに教えることはまだまだ沢山あるが、ななから教えられることも1年も満たない間に沢山あった。これからもそれらに応えたい。