にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

若き棋士『藤井聡太』に注目

2020-06-03 18:12:00 | 日常

 昨日の東京都感染者が34人判明か。やはり、人の接触が密になるとウィルスは容赦なく忍び寄ってくる。まだまだ安心はできない。1日増えたくらいで東京アラート発動なんてまだやめてもらいたいが、よくわからないアラートが発令された、

 将棋のことを。小学2年か3年に同級生に誘われて初めて将棋を指した。小学5年の時は1番よく指していたような気がする。ほとんど長考するとこなく直感でポンポンと早指して、勝った負けたと楽しかった記憶がある。中学以降はほとんど指していない。

 再び将棋に関心持ち始めたのが、羽生善治棋士の出現からで、彼は史上初の年間7大タイトル全制覇を成し遂げた。その辺りからプロ棋士の対局棋譜を見たり観戦する面白さに目覚めた。










 羽生善治先生のことは、またの機会に触れさせてもらうとして、今回は若き天才的棋士『藤井聡太』について。彼はまだ17歳、高校3年生。

 彼に限らずプロ棋士は例外なく、小さい頃から将棋に慣れ親しんで、小学高学年で既にとてつもなく怪物級に強い実力がある。

 奨励会という鬼の住処といわれるプロ棋士養成所に入会して年に数名という合格者の超狭き門をクリアしないとプロ棋士になれない。

 彼らの異常なまでの能力に、人間はこれほどまでに脳の記憶力や解析力、分析力が発達、駆使できるのかと驚かされる。

 芸術家や小説家も凄いのだけれど、わずかな人数しかいないプロ棋士達の努力の仕方、生活の全てを将棋に懸けて、いわば未知の小宇宙の盤面に注ぎ切る精神力や情熱に感嘆する。

 その中でも、藤井聡太は羽生善治先生の10代の時に失礼ながらよく似ている。終盤の読みの的確さ、特に序盤と中盤で時間をかけて未知の領域に踏み込む勇気など、この数年で何度もしびれる一手を見せてくれている。






 もうすでにトップタイトルホルダーを撃破、または対等に戦っている。近い将来、間違えなく10代にして現行8大タイトルのいくつかに手が届くと思う。

 現代将棋の進化は凄まじく、羽生善治先生はいわば第一人者で、羽生先生をもってしても無冠で苦しんでおられる。藤井聡太の快進撃を固唾を飲んで見守りたい。