昨日は5月にオープンしたばかりの上越市内のサービス付け高齢者向け住宅「だいいちスローライフビレッジ」へ・・・、昼食はセンター棟の「ごはん処・大戸屋」で下の娘からのごちそうです。前日の夕方、民放局で「大戸屋」チェーン店が紹介されていたこともあってか混み合って、私は煮魚定食(銀ムツではなく白ムツ?)を美味しくいただきました。その後に隣接する居住スペースを見て回ると、越後杉ブランド材をふんだんに使い、屋根には京セラの太陽光パネルが設置され総事業費は約20億円とか・・・、一歩先行く(?)高齢者福祉施設が伝わってきました。
ところで2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの会場計画の見直しを数日前に知りました。去る10日の都議会で舛添要一知事も「税金を出す都民がこんなに税金を払ってまでやるのかという声があれば、これはよくない。あらゆる観点から一番いい計画にやり直す」と説明し計画の見直しを示しました。
問題の施設は国際デザイン・コンクールによって選ばれた新国立競技場で、最優秀案の予算1,300億円をクリアしておらず、このまま建設されると3,000億円になるという試算に驚きです。基本計画は来年2月までに最終案をつくる方針で、舛添知事は「この段階できちんと考えを表明して、都民や国民の皆さんにも理解いただいた上で、スタートするのがよい」と述べています。さらに埋め立て地を造成して25年間かけて生態系が形成されてきた葛西臨海公園を、5日間のオリンピックカヌー競技場の建設で壊さないでというアクションも起こっています。「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」
写真は須沢臨海公園「なぎさドーム」広場のクローバーで、5月の半ば頃に辺り一面に甘い香りを漂わせていましたが草刈り機でみごとに刈られてしまいました。ところが6月に入って恵みの雨もあり、どんどん成長してまた白い花を咲かせています。また国道沿いの「オオキンケイギク」について、多くの方からご意見をお寄せいただきましたが、スピード感に欠け他人任せのお役所仕事に呆れてしまいます。国道であれ、市道であれ、その垣根を越えて吹く風は同じですから、もう少ししっかりと取り組んでほしいものです。そして本日の国会での介護サービスの改善を図るという医療・介護総合推進法、こちらは増え続ける費用を抑制するための介護負担増の改正で高齢者福祉の後退を痛感です。