今日は早朝から30度を超える暑さで、日中には36.3度(気象台発表)の今夏一番の猛暑です。一週間後にはお盆を迎えますが、東京の弟家族は今年は少し早めの週末に帰省することになり、布団干しや窓ガラスの掃除などに汗だくの一日です。
忘れないうちに、2日間で延1万4千人近くが参加した日本母親大会のことを書き込んでおきたいと思います。2011年7月の広島大会と翌年の新潟大会で私は、原発・放射能の分科会に参加して来ましたので、今回も「原発・放射能から子どもを守ろう」に参加です。分科会会場は大ホールに隣接する会議センターで、助言者は神奈川北央医療生協・さがみ病院の牛山元美内科医で、先ず医療被ばくについて資料をもとに各種検査の被ばく線量を詳細に教えてくださいました。被ばくの健康被害は幼い子どもほど健康障害を起こしやすいこと、放射能安全値はゼロ線量であることなど、牛山医師は2児の母親ならではの次世代をも見つめた鋭い観点で助言されとても参考になる内容でした。
またこの分科会の司会は数年前から大会中央実行委員会に名を連ねている月刊「食べもの通信」編集の家庭栄養研究会が担当し、研究会事務局のFさんが感心するほどの進行ぶりでした。
そして会場の「パシフィコ横浜」周辺は海が近いとはいえ、木陰がないコンクリートからの暑さがジリジリ・・・、でも忘れてはならないのはこの猛暑でも原発ゼロで過ごしていることです。「原発がないと電力不足」と日本の国が成り立っていかないかのごとくのキャンペーンが繰り返されましたが、再エネルギーとスマート化による省エネで産業構造を転換することも可能であることを知る今年の夏です。
写真の「食べもの通信」、7月号特集は「肉食の過食リスクを考える」、8月号は「市販のお菓子チェック」で、8月号のコラムは私が担当で「“武力行使”容認は戦争への道 戦後守り通した平和憲法を次世代へ」と綴りました。本誌をご希望の方には当方から郵送しますのでご一報の程。(無料)