すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

原発マネーに群がる人たちと新潟県知事選

2016年01月14日 | 地震・原発

昨日は青空になり今日は湿った雪なので、これではなかなか積もらず市内のスキー場も気の毒な状況が続いています。鉢植えの黄梅(おうばい)を今季は暖冬ということで油断をし、庭に置いたままで元日を過ぎてやっと玄関に取り込みました。家の中でも寒い場所だけになかなかつぼみが膨らまず、部屋の暖かい窓際に置くと細い枝から少しずつ黄色い花が咲き出しました。

今年10月に任期満了の泉田知事について、昨日の新潟日報一面では全県議へのアンケートを大きく掲載です。53議席中、最大会派自民党が34議席を占め、共産党1議席を除く“オール与党体制”とあっても泉田県政の評価は34%と低く、次期知事選が注目されています。泉田知事も4選出馬への態度を明らかにしておらず、柏崎刈羽原発再稼動問題が最大の焦点となるだけに続投に期待するところですが、再稼動を進めたい東京電力や経済商工団体の動きに油断は禁物です。

ところでアベ政権の「エネルギー基本計画」では、2030年原子力発電で電力の20~22%をまかなうとされており、これを実行するには廃炉をのぞく43基すべてを稼動させねばなりません。さらに運転期限を40年から60年に延長し、新たな増設も必要になります。電力会社や原発関連企業からの自民党への企業献金は、3年間で15億円にもなり、原発マネーでアベ政権が動いているといっても過言ではなさそうです。

日韓合意で温かい風が吹き始めた慰安婦問題、本日またしても桜田義孝元副文部科学相の「職業としてのビジネス」発言です。これは自民党本部内の国際情報検討委員会などの合同会議で、「宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言で、その後、誤解を招いたと発言を撤回です。国会議員としての発言だけに撤回すれば許される程度の歴史認識には呆れるばかりです。

「とめよう再稼動STOP」署名、遠くは海の向こうのマレーシアから、ご協力ありがとうございます。