今日は朝から抜けるような青空で、道路もガリガリで油断すると足を滑らすテカテカ状態です。こんな快晴の日は家に閉じこもっていてはもったいない程で、予定通りにお昼近くに上越市へ・・・。新潟焼山も真っ白で、山頂ドームにはかすかに噴煙を見ることができます。
日本海も静かで、進行方向に見える米山の稜線もくっきりです。帰途に着く夕方頃には、真っ赤な太陽が一段と大きく見えて空も茜色で、車を止めてシャッターを押したいと思いながら、あっという間に日本海に沈んでしまいました。
新潟市の元教職員の人たちが『福島被災地からの報告』講演会を計画しています。警戒区域で生き残った牛たちと牧場主の西沢正巳さん、私も昨年10月に浪江町の“希望の牧場”を訪れ、原発事故を語り継ぐ牛たちに感動しました。お近くの方は是非ともお出かけくださいますよう。
ところで米国トランプ大統領の就任式後の驚くべき“米国第一”言動に、日本のメディアはこぞって連日取り上げています。ところが福島第一原発事故から6年になるというのに、未だに避難している9万人近くの人たちや拡散された放射性物質などは忘れ去られているようです。収束どころか汚染が拡大する中で、原発再稼働へと突き進むアベ政権に東京五輪が開催できるのかと首を傾げてしまうこの頃です。