すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

春の政治環境の悪化と“ごみだまり”と

2018年03月26日 | 日々思うこと

晴天続きの今日は先ず車のタイヤ交換、とはいっても自分でするわけもなくプロにお任せです。また大雪で破損してしまった雨樋の修繕に板金屋さんが朝から来てくれて、ついでに塩害で錆びていた金具などの取替えです。昔から“もち屋はもち屋”と言われ、専門職ならではの仕事の的確さが伝わります。

政治家も国民の命と平穏な暮らしを守る専門職のはずですが、昨日の自民党の定期党大会で党総裁を務めるアベ首相、「憲法にしっかりと自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打とうではないか」と、九条を含む改憲の実現に向けた演説です。

憲法改正が仕事とは何とも末恐ろしい集団で、改憲に労力を注ぐよりも他に取り組むべきことがあるはずで、NHKあさイチの後に参院予算委員会をしばらく視聴です。森友学園問題での昭恵夫人の関与を否定し、佐川氏を主とする財務省理財局と近畿財務局の一部の職員に責任を押し付け一件落着としたい思惑が伝わってきますが、これで国民は納得できるのでしょうか。

本日の東京新聞『本音のコラム』、「よく知らない人たちが最低限の前提知識を踏まえないで憲法の議論をしている」に共感です。また国会議員だけでなく地方公務員の人たちも憲法を遵守し擁護するすることが使命であることを忘れないでほしいものです。

先日の目黒川の夜桜の写真はイマイチでしたが、日中のよく撮れた写真を『食べもの通信』編集顧問のOさんからお借りしました。その目黒川の桜見物の人たちが置いていったゴミの山を夕方の日テレニュースで取り上げており、桜の美しさの反面その映像を悲しく思います。

今夜のTBS局NEWS23、シリーズ「海を殺すな プラスチック汚染」、ハワイ沖の“ごみだまり”といわれる海中の大量のプラスチックを取り上げていました。潮流によって日本や中国から集まったものも多く、その“ごみだまり”の面積は日本の国土の4倍というから驚くばかりです。これがマイクロプラスチックの元凶で魚などへの食物連鎖を無視できず、環境汚染もいつの日か人の身体に悪影響を与えることを見落としてはなりません。

そんなことでアベ首相を取り巻く政治環境の悪化とともに、国会も地方議会も“ごみだまり”にならないようにと痛感の終日です。