すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

深まるばかりの証人喚問と水芭蕉群生地

2018年03月28日 | 日々思うこと

連日の晴天で外の様子が気になりますが、昨日は9時半から参院での佐川氏の証人喚問を視聴です。トップバッターは自民党丸川珠代議員で、冒頭から質問というよりも「アベ首相は・・・・・指示していませんよね」、「昭恵夫人も・・・・・指示していませんよね」と切り出し、「指示していませんか?」の問いではなく、佐川氏に同意を求めるような誘導です。

続く各党の質問に佐川氏は、「刑事訴追の恐れがある」と証言拒否を続けること参院だけでも20数回です。11時26分頃に本県の森ゆう子議員の登壇で、さすがに鋭い質問ですが持ち時間は6分程で、あっという間に終わってしまいました。

午後からは衆院ですが結局のところ、疑惑は深まるばかりで真相解明にはほど遠く、衆参合わせての証言拒否は46回というから、これでは証人喚問の意味がありません。官邸やアベ首相や夫人の関与がなかったと言い切り、肝心の森友学園への国有地売却の公文書改ざんや8億円もの値引きについては不明で、これでは疑惑が深まるばかりです。

本日9時からの参院予算委員会新年度予算質疑のトップバッターは丸川珠代議員です。先ず、昨日の誘導質問に批判があったことでしっかりと言い訳が続きます。アベチルドレンとはいえ、国民に寄り添っていない国会議員のその資質には呆れるばかりです。

ぽかぽか陽気の午後からは市内のあちこちへ所用で出かけ、帰り道に須沢地区の山すその水芭蕉(サトイモ科の多年草)の群生地を見て来ました。ここは海岸から約1キロという全国的にも珍しい標高5メートルの低い自主地で、糸魚川市の指定文化財(S50年旧青海町指定)となっています。

その数は5千株ともいわれていましたが一時は減少し、須沢地区の協力もあってまた増えてきた群生地です。“ご近所ネットワーク”で今年は少し早めの開花を知り、今日も福祉施設の車などが訪れていました。

政治の世界はおぞましくとも四季折々の花々たちは正直で裏切らず、大雪に耐えて凛と咲く清楚な水芭蕉に癒されるひと時です。明日は午後の会議を終えてから、市内の桜の開花状況を見て回ろうと思います。