すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

被災地支援は敏速に!愛媛県野村ダム放流被害は人災!?

2018年07月15日 | 日々思うこと

豪雨災害による死者は200人を超え、日を追うごとに甚大な被害が明らかになっています。政府は13日の閣議で、西日本を中心とする記録的な豪雨の被災地に、水や食料、エアコンなどを届ける費用として、今年度予算の予備費からおよそ20億円を決めました。

予備費では被災地へ水や食料、避難所に設置するエアコンや仮設のトイレなどを調達するそうですが、広範囲な豪雨被災地にはとても充分とはいえません。また被災地は今、記録的な猛暑が続き、復旧作業にも支障が出てボランティアの人たちも熱中症の疑いで救急搬送です。

私も今日は友人たちから集まったタオルはできるだけ早くにと、特大のダンボール1箱分を広島市の佐川急便営業所留めで送りましたが、通常“中二日”で届くところ日数は約束できないと・・・。

方、暑さのためか疲れて少し横になっていたら、玄関に大量のタオルが置いてありビックリです。行動力のある人に声をかけると、また何人かの人たちにも声をかけてくださるので大助かりで感謝の思いです。そんなことで災害支援は敏速が肝心で、準備ができた箱から送らねばなりません。

ところで国土交通省が管理する愛媛県西予市の野村ダムの異常洪水時防災操作の事前伝達の認識の食い違いが、肱川(宇和川)の氾濫につながり男女5人が死亡し約650戸が浸水です。広範囲に水害を広げたダムの放流問題を夕方の民放TV局で取り上げており、人災ではとの声もありました。そして石井国土交通大臣といえば、西日本の豪雨災害よりもカジノ法案の審議に集中ですから、こちらも呆れてしまいます。

また13日、同県宇和島市を訪れたアベ首相は「今後もできることは全てやる。先手先手で対応していくという考え方のもとに被災者の皆さまが一日も早く、安心して暮らせる、そういう生活を取り戻すことができるように県、府、そして市町村と力をあわせて取り組む」と・・・。 

豪雨の後、濁った水を蓄えた野村ダム=愛媛県西予市で2018年7月12日、

そんなことで、TVニュースの画像から伝わるアベ首相の本気度にいささか首を傾げることも多く、ジャーナリストの田中龍作さんが“ヤラセ被災地訪問”を鋭い視線で書き込んでいます。http://tanakaryusaku.jp/2018/07/00018489