寒波襲来で西日本の日本海側を中心に記録的な大雪に見舞われています。当地は大した降雪もなく、市内の豪雪地域の能生谷の権現荘辺りの観測は1メートルには至っておりません。
ところで人の細胞は約60兆個で、成人以降も神経細胞や骨格筋細胞の一部を除いて、毎日少しずつ入れ替わっています。新陳代謝はお肌だけと思われがちですが、体のほとんどの部位でリニューアルが行われ、体を大きな機械、細胞を精密な部位と考えると分かりやすいかもしれません。
ちなみに腸(腸管の上皮細胞)は数日、肌は約1ヶ月、血液(赤血球)は約4ヶ月で新しい細胞に入れ替わっているといわれています。骨は新生されるまで5ヶ月を要し、成長期まで約2年で全身の骨が入れ替わり、細胞レベルでは健康でいる限り、体は毎日見えないところで変化し続けています。
どんな機械でも性能を維持するためには部位交換が欠かせず、大部分の細胞には有効期限があり古くなった細胞を新しい細胞に交換することが必要であることはいうまでもありません。
一昨日、市議会の新陳代謝のことを書き込みましたが、「議長の中立性は資質にもよる」との声も聞こえますが、これを細胞レベルに置き換えると市政全体への答えが出てくるのではないでしょうか。ちなみに昨年4月の上越市市議選(定数32)では、3分の1の議員がリフレッシュでした。
『食べもの通信』1月号特集は“発芽玄米と発芽野菜のスプラウト”で、若返りや抗がん効果を取り上げています。このところの健康ブームで、玄米はミネラルたっぷりで白米と比べると断然良いものだと思っていませんか。ところが
発芽を抑制するアブシジン酸という成分が人体に入ると活性酸素を発生させ、フィチン酸はミネラルの吸収を妨げるているということが分かってきました。
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食べものは生きる上で私たちの体にとっては大切なもので、何年かの周期で新しい自分に生まれ変わっています。そのスピードには個人差があり、若々しく見える人と老けて見える人との違いが表れますが、いつまでも体の細胞が若々しく、元気で健やかに過ごせる工夫を考えてみませんか。
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