先週末の21日は県の出先機関の上越地域振興局まで所用で出かけ、昼食は庁内の食堂“障がい者と共にランチの店”へ・・・。「野菜をたくさんぺろりといただき」と書かれた和風ミネストローネを400円でおいしくいただきました。ここはNPO「おりづる」の人たちの運営で、斉藤田津子理事長とは上越市の男女共同参画推進事業での知り合いで、「おりづる」の輪が少しずつ広がっていることを嬉しく思いました。
ところでNHK朝ドラ「ごちそうさん」は、いよいよ戦争が近づき食糧は配給制で充分に手に入らず、軍需工場で働きはじめた主人公め以子の次男が、海軍へ志願するという状況になってきました。明日の第21週からは家族の疎開や東京大空襲など、少しづつ戦争に巻き込まれてゆく様子が描かれています。
<「ごちそうさん」ネタバレあらすじ>http://www.blogmura.com/profile/01139164.html
今日は10時から、市内の女性団体の新春の集いに出かけ、NHKEテレで昨年1月に放送されたシリーズ「人間は何を考えてきたか」の最終回、『女たちは解放をめざす~平塚らいてう・市川房枝~』を視聴してきました。大正デモクラシーから婦人参政権活動、戦後の反戦平和運動までの平塚らいてうと市川房枝さんにスポットを当て、田中優子さん(法政大学教授)と上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)の対談番組でした。先に歩いた女性たちの辛酸の運動が伝わり、特に市川房枝さんの著書「だいこんの花」市川房枝随想集(1979年・新宿書房)にふれたあの頃の新鮮さは今も忘れることがありません。
87歳まで生涯現役で参院議員を務められ、組織に頼らず個人的な支援者が手弁当で選挙運動を行う選挙スタイルを生涯変えず、“理想選挙”を貫いてきた市川房枝さんは私と母の大きな指針でもありました。「権利の上に眠るな!」と叫び、「平和であればこそ平等」と言い続けた市川房枝さん、戦争への足音が伝わる安倍政権のトリックに騙されるなと叫んでいるようにも感じました。
午後からは、青海きららホールでの『昭和の和~語りで綴る「日本の和・家族の輪・生命の環」~」』のお芝居へ当日券を求めて友人と出かける予定でしたが、すでに完売とのことでとても残念でした。そんなことで新春の集いでゆっくりすることにし、みんなと昼食をいただきながらDVDの感想など“おしゃべり”に花を咲かせた日曜日です。
森雅子のような権力側にすり寄ったお飾りの女性たちが、みすみす「だから女が政治に口出すとロクなことがない!」と言われる原因を作り、男たちに良いように利用されてしまう現実・・・。
組織的な女性の地位の確保により、本来の平和的な使命を持った存在の人物が出られないシステム作りに加担してしまっていることに罪悪感という物がないのかもしれません。
やがて自分の首を絞めることでしょう。
コメントありがとうございました。
森雅子大臣によらず、自民党には“ピーマン議員”がいっぱいですね。
地方議会からもこうした中身空っぽの女性が着飾って国会へ進出・・・、市川房枝さんが見たらなんと言うでしょうか。
悲しむべき現象ですが、このことに気づいていない有権者こそが問題かもしれません。
翌年の野球世界一(WBC)で「それは無いだろう」のイチローの一言で誕生した原サムライジャパン(現読売巨人監督)はイチローの快打で2連覇達成。
五輪でクラス会をやってしまった星野は哀れでしたが、超一流のアスリートの一言は正確で東京五輪組織委員会の森喜朗会長(元総理)も「ソチの一言」で国民の支持を得られず寂しく退任することでしょう。
真にピーマンが似合う委員長でしたが、石川県県会議員の息子の飲酒運転事故と逝去の跡を追うのでは?と、余計な心配です。