今日は朝から雨降りですが、福島では天候に恵まれました。知事選の真っ只中での2日間、私の活動が止まってしまうことで迷いましたが、「希望の牧場」など“放射能汚染地域”が中心の視察だけに参加してよかったと思います。
「希望の牧場」は全国からのカンパで支えれており、“東電・国は大損害つぐなえ!”と書かれた車の上の看板は、ここを訪れた人たちは誰もがそう思うことでしょう。警戒区域で闘い続ける牛飼いの姿を「悲しみ」ではなく「強さ」をこめて絵本に残せたらと、直木賞作家・森 絵都さんが描いた絵本『希望の牧場 いのちのえほん』(岩崎書店 1500円+税)を求めて些少のカンパです。
昨夜帰宅してから、福島第一原発から20キロ圏内にありながら原発マネーを受け取ることなく、独自の街づくりで頑張ってきた浪江町のことが気になっています。放射線量が高すぎて帰宅困難な区域になっている浪江町は、来年3月の避難指示解除準備に向けて町のいたる所で大型トラックと重機がフル活動です。このような汚染地域に戻って来いという政治家の感覚が理解できるはずがありません。
避難指示解除準備区域」を定める国の政策に憤りを感じ、東京五輪を招致している場合ではないはずで、被ばくで恐ろしいのは甲状腺がんだけでなく、社会の基礎そのものが破壊されることで、いずこの原発推進者らは“狂っている”としか言いようがありません。
また南相馬市では映画『日本の青空』にもなり、日本国憲法の実質的な起草者とも言える憲法学者鈴木安蔵(1904~83年)の生家を訪れることができました。
知事選も後半戦になり米山候補への応援に、各党書記長幹事長らが新潟入りです。中でも医師で民進党の阿部知子衆院議員は2回目で「自主投票だから自主的に来ました」と、嬉しいですね。
10日(月・祝)6時30分から上越文化会館での演説会には、民進党前原誠司衆院議員も来ることになり急きょチラシに追加です。その前に4時50分からは糸魚川での街頭演説があり、場所は中央大通りハピー奴奈川店前ですので是非ともお集まりください。
法定ビラ2号が刷り上りましたが、まだ手元に届いていません。一人でも多くの有権者に読んでほしいと思います。