朝から眩しいほどの日差しの穏やかな正月3日目です。昨日から泊りがけで上越市からやって来た娘家族ですが、5ヶ月になった孫は初めて見る我が家の繭玉飾りに目を凝らしています。昔の繭玉は搗き立てのお餅を丸めて枝にくっ付けていましたので枝もそれなりに太くしっかりとしていましたが、近年はお餅に変わって市販の色どりの丸い玉に変わったので小ぶりの枝になりました。
今朝の散歩は久しぶりにシーサイドパーク周辺へ・・・、風は冷たいものの日本海は穏やかでつい先日の荒れ狂う高波がウソのようです。愛犬リミは私がリードを松の木に固定すると写真を撮ることを理解しているようで、沖に白い船を見つけながらの今日はカメラ目線です。
年暮れから暗いニュースの中で明るい展望の一つ、民間企業が太陽光発電など再生可能エネルギーの普及に舵を切っていることです。素材メーカー各社は部屋の壁や窓などにも設置できる薄くて軽いフィルム状の太陽電池の開発を本格化させています。この次世代の太陽電池は安いコストで大量生産するのが難しく普及には時間がかかるとみられていましたが、大手化学メーカーの積水化学工業が量産できる技術を開発したことが伝わってきました。また三菱化学も裏側が透けて見える、より薄いフィルム状の電池を開発し、東レも耐久性を10年程度にまで高めた電池の開発に成功しており、政治がダメでも民間企業が次世代エネルギーに向けてがんばっているので嬉しいニュースの一つです。
そんなことで3日付け新潟日報、「ことしもまた、異郷で新年を迎えざるを得なかった人たちの心境はいかばかりだろう。」で書き出しの社説『2014 原発政策 過去の安全神話に決別を』に、東京電力柏崎刈羽原発を身近にする県民として新聞社の良識を嬉しく熟読しました。