すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

石牟礼道子さんの能「沖宮」と原発輸出の凍結と

2019年01月20日 | 地震・原発

1月も早や20日、インフルエンザの感染拡大でイベントを中止するところも多く、私も外出を控えてのんびりと静かにしています。

昨夜、ETV特集で『ふたりの道行き 志村ふくみと石牟礼道子の“沖宮”』を視聴です。水俣を描き続けてきた作家の石牟礼道子さんと、長年の友人で人間国宝の染織家の志村ふくみさん、二人が最晩年をかけ挑んだ「能」にこめられた思いに迫る番組です。

舞台は、石牟礼さんの故郷の天草で、人々を干ばつによる飢え死にから救うため雨乞いの生けにえとなった少女あやと天草四郎、その死と再生を描いた物語で志村さんの草木染の衣装が彩り、齢(よわい)90を超えたお二人が日本の行方を案じ、甦りを念じた“道行き”を見つめる心に響く内容でした。

少し痛みかけたさつま芋で孫たちの好きなスイートポテトを作りました。いたって簡単で、茹で上がったさつま芋にバターと牛乳と粗糖を少し加えて、アルミ型に入れてオーブンで10分ほど焼くと完成です。

この季節にはいつも糸魚川市HPから市内9個所の観測地点の毎朝9時の積雪状況を見ていますが、昨年の同じ頃の災害並みの大雪からみれば今年は「大雪警報」の発令もなく大助かりです。

写真は昨年のブログから、洗面所の窓から氷柱(つらら)と隣りの家の屋根雪を撮ったものです。

ところで今、台湾へ旅行中の新潟市のブログの友Kさんから原発について、「台湾では元台湾電力(日本の東電)の幹部だった人さえ、日本の福島の例を挙げて、もう駄目でしょう、完成した原発も動かないでしょうと断言」と・・・。日本政府の見解はすでに世界で通用しないことが伝わります。


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