今日は「文化の日」で憲法が公布されて今年で70年目、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」と制定されました。「文化」とは命を大切にすることでもあり、常に自由と平和を愛してきたものの、近年の風潮を思うと「文化」とかけ離れていることを悲しく思います。
雨降りの早朝から隣りの孫たち家族はデンカビックスワンへ、サッカーアルビレックス新潟のJI 残留をかけた最終戦に出かけ、私といえば昨日の庭仕事を頑張りすぎて筋肉痛です。昨秋に白馬村で求めた大文字草は夏の管理不行き届きで花が少なめです。
午後から「9条の会」の世話人会に出かけ会議を終えて急いで帰宅し、サッカー後半戦をNHKで観戦です。サンフレッチェ広島と対戦したアルビレックスは0対1で敗れましたが、残留を争った16位の名古屋グランパスも敗れたため得失点差で15位となり、J1残留を果たしました。
スタジアムでJ1残留を見届けた新潟県の米山知事は「本当に良かったです。来シーズンは優勝目指して、1つでも良い順位で終わるよう頑張ってほしい。地域にとって大事なチームなので県一丸となってサポートをしたい」と・・・、嬉しいコメントでした。
ところで「文化の日」の右翼団体「日本会議」は、憲法24条を改正すべきだと主張を強めています。憲法24条は、家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等を定めた条文ですが、「国の役に立つ人材を育てよ」と単に戦前の家族制度を復活したいだけの主張であると早くも批判の声が高まっています。
この点について米山知事はfbで、発言控え目を心がけますが(笑)と、「個人の尊重や男女の平等だけでは祖先からの命のリレーは途切れ、日本民族は絶滅していく」は賛成できません。出生率低下の主因は若者にお金と時間が無い事、変えるべきは憲法ではなく若者の経済・生活状況と思います。と・・・。
そして、これでも発言を控えているのですが(笑)、私個人としては「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日が、文化の日の「本来あるべき姿」だと思います。今日は文化を思い、移動時間に流行りのボブ・デュランでも聴こうかと思います(笑)。と、さすがに未来への責任を掲げる新潟県知事です。
庭の冬囲いをしながら鉢植えの柊(ヒイラギ)の赤い実に秋の深まりを感じます。早くも木枯らしが吹きはじめ、先ずは体調を整えて冬将軍と向き合わねばならない今年の「文化の日」です。