すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「共に、がんばろう糸魚川!」

2017年01月02日 | 日々思うこと

糸魚川市の中心部が消失した本町通り商店街ですが、延焼を免れた店舗もがんばっています。消火活動で商品が水をかぶり営業をやめていた山岸呉服店さんが、仮設店舗で例年どおり2日の初売りです。

イノヤベーカリーさんも同様で、年の暮れに買出しに出かけた時に牛乳パンをたくさん求めました。お正月に帰省した人たちも、昔から変わらぬ味を懐かしんでくれることでしょう。

また全焼した鶴来家さんは正月8日から、えちごトキめきリゾート「雪月花」のお弁当をと、仮設調理場でがんばっています。蕎麦処の泉家さんも大火を乗り越えて営業をはじめられるとか・・・、皆さん寒空の中で負けずに前に進んでいる様子が伝わってきます。

ところで災害ボランティアネットワークの李事務局長が「糸魚川市地域たすけあいボランティアセンター」を立ち上げ、アドバイザーとしてがんばってくださっています。会員でもある燕市の元市議のSさんも年初めの今日、現地を視察し「火災現場は想像以上。あまりの状態に言葉もありません」と・・・。そして加賀の井酒造さん前に「加賀前田候・本陣跡」の看板が無傷(?)で立っていることをSさんのフェースブックで知りました。

年暮れのNHKローカルTVで、「共に、がんばろう 糸魚川!」のスポットが時々流れていました。NHK新潟放送局制作のもので新年には見ることができませんが、今は募金を募る画像が常に映されています。支援のカタチはそれぞれ違うけれど、皆さんのあたたかさが伝わる正月2日です。


明けましておめでとうございます。

2017年01月01日 | 日々思うこと

明けましておめでとうございます。

申年から酉年へ時の流れは誰にも平等で、あっという間に2017年を迎えました。昨年は参院選続き、県知事選と忙しく動き回りお陰さまで願いが成就の年でした。

しかし年の瀬の糸魚川大火では、歴史ある街並みが焼け野原になってしまう悲しい出来事でした。県内外の多くの皆さまからお見舞いメッセージをお寄せいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。元旦の糸魚川は曇り空の中で、時どき晴れ間もあったりと比較的穏やかな一日です。

我が家でも夕方には上越から下の娘家族がやって来て、隣りの孫たち家族と合流のにぎやかな食卓です。アフガンで活動するペシャワール会の中村哲先生曰く「食べものがあるということは争いもなく、平和の第一条件・・・」と、家族とこうした平凡な幸せに感謝の思いです。

お正月の縁起物の万両(ヤブコウジ科)と千両(センリョウ科)の違いがよく分からなかったのですが、赤い果実が下向きが万両で上向きが千両ということを最近になって知りました。昨秋の庭では野鳥に食べられることが少なかった万両の鉢を玄関に飾りました。

孫たちも年々大きくなって私も人生の折り返し点をとうに過ぎて、残された時間をどう生き抜くかというカウントダウンです。今年も世界の恒久平和を願いながら、たった一つしかない地球といのちを大切に暮らしてゆきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

米山知事のブログ「謹賀新年( https://t.co/mAcXgqAx0a )」がアップされております。