拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

“苦い薬”

2013年04月14日 | マトリックス・J
  快晴にめぐまれた今日 日曜日 ニコルの伯母の誕生日88歳を祝いに レマン湖畔のレストランに5人が集まり食事をしてきた。
  帰りに 「30年後、伯母のように あんなに元気にいられるか 私自信ないなぁ~・・・」と相方がしみじみと云うくらい
  義伯母は元気だった。 
  この伯母の誕生日を祝って 天気も「完全春」体制に入ったようで 湖畔は この春の日差しを待ちわびた 親子連れでにぎわっていた。

  帰宅して
  IWJ配信の 福島県いわき市内郷の総合保健福祉センターでおしどりマコ氏講演会「被曝後のこれからを考える『あなたはどう生きますか?』」
       http://iwj.co.jp/wj/open/archives/74051  を視聴。
   
  吉本の漫才師が どうして原発問題をはじめ TPPなどの問題にかかわっていくのか・・・あたりからはじまり 
  我々がよく知らない様な 原発事故の問題についてかなり具体的に わかりやすく説明していた。
  彼ら自身が 何度も福島に取材に行っているという事は 彼ら自身も当然被曝しているだろうし、それを覚悟で活動していることを
  思うと 頭がさがる。

  その後 真海さんのブログに 立ち寄ったが その問題の重さに 春の陽気から 一気に 陰気に落ち込んでしまった。

  その記事は :2013年3月4日付のタイム誌に掲載された、スティーブン・ブリルの記事「苦い薬:なぜ医療費は私達を殺すのか」
         (Bitter Pill: Why Medical Bills Are Killing Us)に対する、チャールズ・シミック氏の書評・・・で内容については
         真海さんのブログで 読んで頂きたい。
         http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/902a3c73511ea74d6a3e4f32b1b400b0(コピー・貼り付け)

  真海さんが この記事をアップした真意は アメリカが対面している危機的現状の紹介と同時に TPP条約締結後 どのような世界が
  日本において繰り広げられるのか・・・という警告にあるのだと思う。
  TPPの問題を別にしても 3・11以降 日本は「冷酷な社会」にまっしぐらに向かつている。
  ボクはこの記事の元タイトル「苦い薬」を日本の皆に 別な意味で飲み込んで欲しい(危機的現状認識の意味で苦い薬を)と思う。
  そして一人一人が 何が出来るのかを しっかり考える必要があると思う。

      
                    ボクの写真「Good-by New York1985」より
    
  
  
  
    


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