ボクが昔 禅修行をしていたことを知っている人が 「今でも坐禅しているのですか?」と聞いてくることがある。
「坐」はしてないが 禅はしている・・・と言いたいところだが 説明が面倒なので 「してない。」と答える。
禅とほぼ同時期に 始めた「練功十八法」という中国気功体操は 約三十年間毎朝しているが(奇跡的!)
この体操をしている時に 気づいた事に 「両手を天に伸ばす時 両足がしっかり大地を踏みしめている事を意識する事の大切さ」がある。
身体運動的にも スピリチュアル的にも。 (そのことをボクは 大地に "アース"する、と呼んでいる)
そして それこそが禅・・・(ボクの命が 大地をしっかり踏みしめている・・・そのことを意識していること)・・・なのだと思っている。
どんなに優れた 思想やモノであっても 大地の営みからかけ離れたものは あらゆる生命を幸福にはしない。
生命が大地にある時 仏の施無畏(怖れをとる)は実現している。 人は大地を忘れた時 恐怖心におそわれる。
しかし、原発マフィアによって汚染させられた大地は 避けるべきだ。 そういった智慧も我々には備わっていると 釈迦は喝破している。
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