拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 バカンス考

2011年09月11日 | オレ的アングル
 ボクの大事なバカンスも あっという間に 日常に流される形で 一週間過ぎてしまった。(今だに届かないMacの件もあるが) 

 こちらで バカンスというと どこかに出かけることが 定番になっていて バカンス=旅行 とうことになっている。
 知らないところに 出かけることで濃縮した時間をすごそう・・・という狙いが あるのだろうか。

 今年のボクのバカンスは どこにも出かけない・・・贅沢を 楽しみたいと 企画した。「思いっきり引き篭もり」をしたい・・・
 と思っても 結婚していればそうも行かない、相方は 本来普通のバカンスをしたいものだ 。
 
 それで 先日 こんな短歌 を詠んでみた

       貧乏人 地元ホテルで 生ジュース せめてバカンス 気分だけでも 一撮

 これは 実話で 相方の大好きな 我が地元でトップホテル ボーリバージュ・ホテルの 湖に面したテラス・カフェで
 大富豪らしき人達?に 混ざって バカンス気分を “おすそ分け” していだだこう・・という貧乏人の企画である。

 だいたい 今朝行って モーニングセットをした ルットリー村の 湖畔浴場の簡易テント喫茶 にしても地元の人も多いが
 バカンスで来ている外国人も結構いる。 この簡易喫茶から眺める 湖とアルプスの風景は外国人にとって 何百、何千万ドルの
 景色として彼等の目に映っているに違いないのだ。 遠くに行かなくても ここに来ただけで 最高のバカンス気分にひたれる。

 自分史的に言うと ボクがバカンスを享受したのは わずか9年前のことである ボクが50歳になってから。
 フリーター元祖にちかいボクは 有給休暇などというもの の恩恵にほっすることなく生きてきたが その存在すら
 気にとめていない 気楽な人生を生きてきたものだと思う。

 ときどき 無性にモノクロの写真を見たくなる時がある。そして今日ここに お目にかけるのは フリーターの頃の気楽な一人暮らし 
 “ゴルフ・キャディ”の寮で入浴風景 自撮シリーズの “紫陽花”と名付けた セルフ・ポートレート。毎日がバカンスだった頃。
 
        


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