政治経済事情がかつてないほど低迷している日本に対して、恋い焦がれる世界中の若者たちがいるのは何故だろうか?
あるヨーロッパ人のYoutube報告によると、今年イギリスで一番利用された語学アプリDuolingoは『日本語』だったそうだ・・・。
その理由は色々あるだろうが、結局は『日本文化の隠し味』としての『サトリ=悟り=郷里』があることは間違い無い・・・とは馬骨論。
『悟り』から滲み出る、日本人の営みの中に隠しようがなく『その味』が至る所に出てしまうのだと思う。
その『隠し味』はたぶん仏教以前、或いは仏教とともに日本人が培ってきた『言葉文字』に意識(無意識)的に編集・構成しながら
俳句やら短歌などで、えんえんと語り・読み伝えられてこんにちの日本文化を形成してきたのであろう。
そこで一句 『 万葉の 思いをのせた 言の葉を 読み解く君の いと愛おしき 』 : 一撮
といいながら、日本文学の『ブン』すら知らないまったく無学の自分が、云々しているのが甚だ滑稽だ。
しかし、その昔私達の文字を持たなかった祖先が中国から漢字を輸入して『万葉仮名』という本来の漢字の意味を取らず
音だけを用いて表した、例えば『山』を『也麻』、『大和』を『八間跡』・・・などなどをみるにつけ、『オヤジギャグ』と自虐的に
とらえていた馬骨風『日本語』解釈(漢字=感じ)に通ずるモノがあり、『万葉仮名』から七転八倒しながら編み出した『片仮名・平仮名』
を駆使して日本特有の『花鳥風月』の文化を培養していった祖先の『DNA』を確かに受け継いだ日本人『馬骨』の存在をみるのである。
今年2021年、私は『考えるな、漢字ろ!』から始まった、『悟性中心』の日本語学の研究(解釈)を『悟学』として捉えることができた。
来たる2022年は『悟学』を一層掘り下げ、私達日常使っている『言葉』の中に禅が『悟り』の手段として用いる『公案』のあることを提唱していきたい。
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