逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

アインシュタインの「あっかんべー」

2018年06月25日 | 放射能と情報操作
『相対性理論より有名なアインシュタインの「あっかんべー」写真のエピソード』

アインシュタインは写真嫌い。人前ではめったに笑顔を見せた事がなかったと言われている。「アインシュタイン舌出し写真」は七十二歳の誕生日に、INS通信社のアーサー・サス記者によって撮影されたもので、車で夫妻に挟まれて座っているときにマスコミの執拗なリクエストに舌を出したというもの。
写真が使い物にならないよう、わざと「あっかんべー」をした▼奇跡の一枚だった



セネガルのシセ監督は、最年少で唯一の黒人監督。 “時の人”がワールドカップにかける思い「サッカーは万国共通のスポーツで、肌の色は重要ではない」2018年06月24日 ハフポスト

88年の歴史があるワールドカップにおいて、優勝経験がある地域は欧州と南米のみ。シセ監督は「いつかアフリカのチームがワールドカップで優勝する日がくると確信している」と、以下のように意気込みを語っている。
「私は確かに、今大会において唯一の黒人監督だ」
「だが、サッカーは万国共通のスポーツで、肌の色は重要ではない」
「黒人の監督がいるのは素晴らしいことだが、サッカーに限らず、質の高い監督はたくさんいる。私たちはアフリカや世界のサッカー界で地位を築くことを目指す、新しい世代だ」
いつか、アフリカのチームから。そして、アジアのチームからも、ワールドカップで優勝トロフィーを手にするチームが誕生するはずだ。日本とセネガルの激闘に期待したい。
(抜粋)


3年前の2015年10月14日 空港で本田圭佑選手がいつも付けているサングラスを借りたサッカー日本代表の槙野智章選手がツーショット写真をネット上にも公開した

『本田選手の「あっかんべー」を全員で無視する摩訶不思議な日本のメディアが不気味』

本田圭佑が同点ゴール 3大会連続弾 西野采配がズバリ「ロシアW杯・H組、」(24日、エカテリンブルク)MF本田圭佑が後半33分、同点ゴールを決めた。W杯では10年南ア、14年ブラジルに続く3大会連続ゴール。
大迫が右サイドから入れたクロスが流れ、逆サイドから乾が折り返す。中央で岡崎が潰れ、相手GKが倒れているところで、本田がボールを受け、至近距離からのシュートを決めきった。
本田は後半27分、岡崎は後半30分に投入された選手。西野監督の采配がずばりと的中した形になった。
ただし、
ゴール直後に本田選手は(空港でのベロ出しの倍の)有名なアインシュタインの『あっかんべー』と同じポーズを行っていたのである。(★注、全員が注視していた筈なのに、マスコミが誰一人も指摘しない不思議。これでは放送の信用度が落ちる)
世界を視野に活動するFIFAではピッチ上で人種差別とか侮辱行為、政治的なメッセージの表明にたいしては小さなジェスチャーでも厳罰を科している程度は海外での活動歴が長い本田圭佑が知らないはずが無いのである。
大きく舌を出した本田選手は相手のセネガルを嘲笑ったのではなくて自分自身を笑っていたのでしょう。(たぶん、ボールを蹴り損ねたが運良くコーナー右隅に入って得点していた)



最新医学には大きな限界がある、・・・『不気味すぎるマスメディアの「あっかんべー」』

深夜から始まるワールドカップ日本-セネガル戦は、NHKでは早くも9時から延々と放送を行ったが、同じ時間帯に民報裏番組では『名医に聞く』との特集を長時間行ったが、・・・
医者の言い分(正誤)が困ったことに別々、少しも『一致していない』のである。
これでは近代医学の権威とか信用度が地に落ちる。本来は放送前に話し合って、医学的な見解の統一を図るべきであろう。(今まで我々のような一般市民は最新医学に絶大な信頼感を持っていて、専門家に判断をほぼ『丸投げ』して済ましていたのである。今回のように医者の考えがバラバラでは、善良な一般市民は右往左往するばかり)



『今まで医学会が全員で罵倒していた、禁断の「近藤理論」に謝罪する?・・・』

最新医学の「あっかんべー」
的な腹立たしい玉音放送???
「近藤誠理論」の功罪 | 医療費のムダ | 週刊東洋経済2018年5月26日号によれば、今まで異端の近藤誠医師(慶応大学医学部講師)を罵倒し続けていた神戸大学大学院医学研究科感染治療学分野教授の岩田健太郎医師が自分のブログ『楽園はこちら側』では、
「ぼくは日本のがん診療界はかつての非科学的な態度や診療を大反省すべきだと思う。総括もすべきだと思う。そして近藤氏に当時の非礼と不見識を謝罪すべきだと思う。少なくとも当時の近藤氏の名誉を回復することなしに、ただただ人物批判、人格否定してもただのいじめではないか」。
と書いていたのである。
全ての医学関係者が挙国一致で全面否定していた近藤誠医師に頭を下げるようでは日本国の医学会もお終いだ。ほぼ、最新医学の『玉音放送』的な内容で、あまりにも恐ろしい結論である。

『近藤誠氏との対峙の仕方』2017/11/09神戸大学岩田健太郎教授のブログ『楽園はこちら側』

1990年代後半、近藤誠氏と当時のがん治療のオピニオンリーダーたち(外科医)の論争で、近藤氏はがんもどきの存在を主張し、なんでも切ったり化学療法をするのは間違っていると論じた。根拠となる臨床試験も参照していた。
一方、当時の外科医たちは実験医学と経験主義ばかり。「切ってる俺達がちゃんと仕事してんだから文句言うな。くじ引き試験?患者で実験する気か。エビデンス?なんだそれ?」って感じで、全然議論が噛み合ってなかった。
近藤氏の意見は理路整然としていたが、当時の外科医たちはひどかった。アメリカはエビデンスエイスドメディシンをバリバリ学んでいたが、日本の医療界は数周時代遅れ。日本のがん領域のトップってどうしてあんなに、、、、と大いに失望させるような稚拙な議論ばかりだった。
患者で実験するなっていうけどさ、動物実験の知見をそのまま臨床応用するほうがよっぽど実験じゃん。日本の医学で進んでるのは基礎医学だけ、臨床医学は全然ダメだ。
90年代の日本の臨床医学はどの領域も概ね「学問」の体をなしていなかった。数年前、某所で高名らしい某科の名誉教授が「研究は誰々に教えていただいた。臨床はやっているうちにできるようになった」とおっしゃっていて、ひっくり返りそうになったが、このどうしようもない妄言暴言も当時のエートスを正しく表現したという意味では名言だった。
現在、リンパ腫や前立腺がんや腎癌で自然消退したり、進行しないがんがあることは分かっている。
近藤氏の指摘通り「がんもどき」は存在するのだ
近藤氏の当時の見解には拝聴すべき点が多々あった。あれを黙殺、全面否定、人格攻撃してしまった日本のがん学術界の罪は大きい。慶応大学の罪も大きい。
(抜粋)

『医療界は反省し、総括し、そして近藤誠氏に謝罪してから、各論的に批判すべきだ。』2017/11/17神戸大学岩田健太郎教授のブログ『楽園はこちら側』

98年当時の近藤誠氏の主張は極めて現代的で、概ね正しい。そもそも瑕疵ゼロで何十年もの時間の批判に耐える論考なんてほぼほぼ実在しない。全体的には非常によくできた主張というべきであろう。
近藤氏の主張が当時の医学界で異端、エキセントリックだったわけでは決してない。むしろ世界的には主流と言ってよいものだろう。しかし、日本の臨床医学界はあまりに遅れており、傲慢で、井の中の蛙だった。
よって日本でのみ近藤誠氏は「異端」となる。実に気の毒な話である。
インターネットが普及した現在であれば学術界や権威が否定しても、近藤氏の主張の正当性はすぐに明らかになったはずだ。しかし1997年のネット環境は悪く、情報量もずっと少なかった。だからサポートする味方はできなかった。
近藤氏の主張は、
1.がんは手術すれば良いとは限らない。
2.抗癌剤を使うとデフォルトで決めるのは間違っている。
3.がん検診をすれば患者に利益があると決めつけるのは間違っている。
4.ロジックとデータが大事。統計も大事。
と、まったく「当たり前」の主張である。
対して国立がんセンター名誉院長(当時)の市川平三郎氏の主張はデタラメ。例えば、
1.個人と集団は違うから、くじ引き試験(RCTのこと)はあてにならない(これは完全には間違いではないが、RCT全否定の根拠にはならない)。
2.日本の外科医は優秀で手術がうまいのだから、優秀じゃないアメリカ人のデータなんてあてにならない。
3.がんは早期に見つければ良い。最新の画像(当時のヘリカルCTなど)を活用すればよい。早く見つかって「助かる人もいる」。
いずれも、現在臨床医学的に見れば「非常識」だ。
近藤氏が繰り返し主張するのは「事実」「データ」「ロジック」の大切さだ。21世紀ですら日本の医療界はしばしばこうしたところを欠くのだから、97年当時はもっとひどかった。
おまけに現在でもそうだが、多くの日本人医師は論文を読まない。ランセットやNEJMといったメジャーなジャーナルを読まない。英語ができないという極めてシンプルで恥ずかしい理由のためだ。「この国では医学が科学になっていない」。

文科省や厚労省は「反省し、総括し、改善しない」。前人の批判をタブーとし、前職のやったことはアンタッチャブルになり、うまくいったこととうまくいかなかったことの区別をせず、ただただ「いろいろあったけどみんな一所懸命頑張ったよね」で終わらせてしまう。だから同じ構造の失敗を繰り返す。
この悪癖は日本社会全体にも普遍的で、特に医者界隈でも多い。例えば、多くの医局の同門会では先人、前職の批判はタブーであり、反省、総括、改善、、、今風の言葉で言えばPCDAがまったくない。
日本のがん診療界はかつての非科学的な態度や診療を大反省すべきだ。総括もすべきだ。そして近藤氏に当時の非礼と不見識を謝罪すべきだ。少なくとも当時の近藤氏の名誉を回復することなしに、ただただ人物批判、人格否定してもただのいじめではないか。
当時の無茶苦茶ぶりを看過して、一方的に近藤氏を叩くのはフェアとはいえない。医学界の悪習をそろそろ見直し、過去を直視するプラクティスを習慣化すべきだ。
(抜粋)



『2011年3月11日フクシマから7年が経過した日本、たぶん「時間切れ」、「もう駄目」らしい』

色々と言い訳がましい言葉の羅列で水増しして誤魔化しているが今回紹介した神戸大学岩田健太郎教授の主張と、福島県検討委の委員で甲状腺評価部会メンバー、日本がんセンター社会と健康研究センター長・津金昌一郎の主張とがほぼ同じ(近藤理論ではがんには二種類あり、治るがんの治療は無意味で、治らないがんもヤッパリ無意味)だった。(近藤理論を、拡大解釈すると)今の医学の最先端の癌治療は全てが過剰診療とのトンデモナイ恐ろしい結論になる。これでは、丸っきり73年遅れのポツダム宣言受諾である。
今までも最早助からない終末医療(緩和ケア)の専門家である東大医学部準教授の中川 恵一(Dr.中川)とか毎日新聞の『MMJ編集長のニュースな医学』の高野聡医療福祉部編集委員などが、暗に近藤理論と五十歩百歩の主張(今までの医学の常識である『早期発見早期治療』は間違いで、医学には限界があり、許しあう心が大切だ)を毎日新聞紙面に書いていた。
ところが、今回の週刊東洋経済のように堂々と『近藤誠』の名前を出して例は一回も無い。ましてや岩田健太郎のように最大限『称賛』する例は一切無かったのである。


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2 コメント

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連投すみません (たけ)
2018-06-25 22:45:49
近藤医師
早期発見は不要 でも場合によってはメリットあるかも

医師会
早期発見は必要 でも場合によってデメリットがあるかも

ちょっと関係ないですが昔漫画で
散々悪さしてきた人が最後に自分の非を認めて去っていくと
なんか潔くてかっこいい
自分は誤解していたのかな
と思っていたのですが
成長した今の自分(ずる賢くなった汚い大人)
では
それはそれ これはこれ
きちんと責任だけ取りましょうね(間違っていたんだから今からでもやるべき事をやってくれと)
と思いますね。
敗北宣言 事実認めたんだから 
今度はきちんと敗戦処理(適当な行動)
を と
当然適当とは
適切で妥当な対応 です。(というか7年間いい加減なほうの適当だったんですから)

余談ですが
手術とかで結果的に遺族が納得するのはやれることはやってくれたよな と納得するときかな、と。
何もやっていないのに やっていました
とアピールするのが現政権。
私の子ども時代の夏休みの宿題のときじゃん
と。
(漫画の引用といい 宿題の件といい
笑う資格はないかもしれませんけど)
返信する
Unknown (たけ)
2018-06-25 22:28:54
管理人様こんばんは

私は偏差値40代の高卒でIQは多分低いです。
ですので間違った解釈をしている場合がありますがご容赦を

異端のがん放置療法(近藤誠医師)に傾斜する国立がんセンターの不思議

も改めてお読みさせていただきました。
癌の早期発見等が必要かどうかの
医師同士の対立は こちらの記事では意味がない
つまり
早期発見 早期治療 を言い続けてきた医師会がある日突然 対立していた医師の考えに賛成
今までやってきたことや言って来た事
180度転換 何だこりゃあ???
ということは
原発由来の健康被害で 癌の検査必要ない 治療も必要ない
と言いたいのか。
と管理人様はお考えというかお伝えしたい
と思われているのかな。と。
(昔 とある戦争漫画で 通信の内容が分らないのに敵軍に動きがある という士官が部下や周囲に対しての説明で
内容が分らなくても通信が頻繁に行なわれている ということはそれ自体に意味がある(当たり前ですが)
という主張から
何となく思ったことです。(某副総理を笑えませんね)
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