逝きし世の面影

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神隠しのマレーシア機の残骸がモーリシャスの姉妹島で見つかる

2015年08月01日 | 政治
『インド洋の島に残がい 不明のマレーシア機か』

アフリカに近いインド洋の島に、航空機の翼の一部とみられる残がいが流れ着いているのが見つかり、マレーシア政府は、去年3月に消息を絶ったマレーシア航空機の可能性も排除できないとして調査チームを派遣しました。
これは、マレーシアのリャオ運輸相がニューヨークの国連本部で記者団に対し明らかにしたものです。
地元メディアなどによりますと、現地時間の今月29日までに、アフリカに近いインド洋の島「レユニオン島」で、航空機の翼の一部とみられる残がいが海岸に流れ着いているのが見つかりました。
これについて、リャオ運輸相は、去年3月にマレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京に向かう途中に消息を絶ったマレーシア航空の370便の一部の可能性も排除できないとして、調査チームを派遣したことを明らかにしました。
370便は、ボーイング777型機で乗客乗員239人が搭乗していましたが、消息をたってから1年以上、行方がわからないままで、オーストラリアの西のインド洋に墜落したとみられています。
残がいが実際に370便のものかどうかはまだ確認されていませんが、AP通信などはアメリカ政府当局者の話として、ボーイング777型機の翼の一部だと特定されたと報じています。レユニオン島を領有するフランスも調査チームを派遣していると
伝えられていて、各国で残がいの特定に向けた調査が進められています。
マレーシア航空「推測は時期尚早」
アフリカに近いインド洋の島で航空機の翼の一部とみられる残骸が見つかったことについて、マレーシア航空は「関係する機関と協力して確認を急いでいる。翼の一部がどの航空機のものかを推測するのは、現段階では時期尚早だ」とする声明を発表しました。
ボーイング社「コメントはできない」
アフリカに近いインド洋の島に航空機の翼の一部とみられる残がいが流れ着いているのが見つかったことについて、アメリカのボーイング社は「この残がいについてコメントはできない」として、見解を示すことを避けたうえで、「われわれは、去年3月に消息を絶ったマレーシア航空の370便の調査に今も全面的に協力し、専門知識の提供を続けている。機体の発見とともに、なにが起きたのか、明らかにすることがわれわれの目標だ」とコメントしています。
オーストラリア政府「残がいの調査を支援」
マレーシア航空の旅客機が墜落したとみられるオーストラリアの西のインド洋での捜索を主導してきたオーストラリア政府は30日に声明を出し、「関係機関とともにマレーシア政府による残がいの調査を支援していく」と強調しました。そのうえで、「もし流れ着いた残がいがマレーシア航空機のものだとしたら、旅客機がインド洋の南部に墜落したというこれまでの分析と一致する」として、墜落したとみられる海域から海流などによって運ばれた可能性はあるという見方を示しました。
7月30日NHKニュース




『モーリシャス&レユニオン』

インド洋に双子のように寄り添う姉妹島のモーリシャスとレユニオンは直ぐ隣にあるが、モーリシャスは珊瑚礁に囲まれた美しいビーチが有名な世界的な観光立国。産業も盛んで人口も比較的多い。
一方のレユニオンは小さな島なのに活発な火山活動で3000メートル級の急峻な高山が連なり平地が少ないので島民は沿岸部に住んでいる。
レユイオンはモーリシャスのような独立国ではなくフランスの植民地(海外県)であり同じインド洋のモルジブやモーリシャスの様な知名度はなく、今回のように唐突に名前を出されても普通の人々は場所が思い浮かばない。
モーリシャスの直ぐ隣りの島だと説明すれば分かりやすいが、何故かマスコミ発表が不親切すぎて不思議なのですが、自分に災難が降りかからないように、何かを怖がっているのである
今回のマスコミの動きですが、なるべくマレーシア機の見つかった場所が話題になることを避けているように見える。
この摩訶不思議な『事実』は去年3月のマレーシア機の神隠しの発生以来、世界中のマスコミも政府も全員に共通する、一貫した特徴なのですから事態は深刻である。(多分、この部分にこそ今回の怪奇現象の謎を解くカギが隠されている)
今回のマレーシア機の神隠しとインド洋のアメリカの戦略的要衝のディエゴ・ガルシアとの関連をなんとしても隠したい。アメリカの『逆鱗』に触れることが怖いのである。
ディエゴ・ガルシア島はイギリス領だが数千人の全住民を拉致してモーリシャスなどに移送して現在は無人島。英国は米軍に50年間の期限で貸与していて4000メートルの滑走路がある軍用飛行場がある。(駐留する5000人の米兵以外、誰も入域出来ない)
陸地に近づけば必ずレーダーに補足されるが、絶海の孤島のインド洋のディエゴ・ガルシアだけは、誰にも気が付かれずに行ける唯一の場所なのである。

『1年半でインド洋の海流が逆転する?無茶苦茶なマスコミ発表』

NHKなどマスメディアですがマレーシア機の失踪(神隠し)は1年半前の報道なので、最早時効で誰も当時の報道内容を覚えていないとでも思っているのだろうか。実に不思議だ。
基本的に無茶苦茶であり出鱈目で少しも一貫していない。その場その場で口から出まかせ。言いたい放題なのである。ここまで無責任だと最早笑うしかない。
去年の3月8日未明にマレーシア機の行方不明では日本の自衛隊のP3C対潜哨戒機を含む世界各国の多数の航空機や艦船がベトナム沖の南シナ海を捜査していた。
ところが、1週間後の15日になってから唐突にマレーシア政府(ナジブ首相)は行方不明機が実はベトナム沖で突如V字ターンしてマレー半島を横断してインド洋に向かっていた事実を明らかにする。
被害者のはずのマレーシア政府(ナジブ首相)やマレーシア航空当局は、一番大事な失踪から1週間も、まったく無関係なベトナム沖海域に世界の目を集めて、行方不明期の捜査を徹底的に妨害する。
その後もマレーシアの態度が同じなのである。マレーシアのナジブ首相は何故か、真実から出来る限り遠ざかりたい。
マレー半島横断後にマレーシア機が90度左右に方向転換して『(1)中央アジアなど北部の陸地や(2)インド洋南部に向かっていた』と断定した。
しかし口とは裏腹に、マレーシア(ナジブ首相)が15日に公開した行方不明機の航跡図の延長線上の空白部分には米軍の戦略的要衝のディエゴ・ガルシアしか、インド洋上には島が存在していなかった。

『マスコミ全員で必至に隠すディエゴ・ガルシア(アメリカ軍基地)の不都合な存在』

神隠しから2週間以上経った3月24日、唐突に5300キロも南の世界で一番誰もいない南インド洋の浮遊物に飛びついて、マレーシア機の行方不明機の話は打ち切りになる。(その後、この浮遊物が無関係と判明する)
お子様言葉のさる高貴なお方の『ディエゴ・ガルシアに決まってるじゃない!』との非公式発言が、相当効いているのでしょう。
もう話が無茶苦茶で、オーストラリア西方海域の現場が離れすぎている事実は、『赤道から南に風が吹いていて1000キロほど流された』として墜落現場はもっと北側だったと言っている。(現場海域は北京行きの片道の航空燃料では到達が不可能に近い遠距離だった)
2週間で1000キロもの南向きの超高速潮流を創り出すとは批判する言葉も無い。何としてでもマレーシア機の神隠しとインド洋上の米軍基地ディエゴ・ガルシアとの関連を隠したいのである。
『オーストラリア西方のインド洋南部で決まり』とのマスコミ発表当時は、風で1000キロも南に流されたと言っていたのに、今回のレユニオン島での機体の破片発見の報道では逆方向の反時計周りの潮流で北に流されたと主張する無茶苦茶。
無責任にも程があるでしょう。(時間が経ったので全員忘れているとでも思っているのだろうか。不思議だ)
1年前にはインド洋南部の墜落海域では浮遊物は北から南に流されていたが、ボーイング777型機の本物の機体部品が見つかった途端に南から北に、マスコミの主張が180度逆さまになっていた。


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