『地元ではみんなが知っていた機密情報?』怪しい臭いがするウィキリークス
ウィキリークスの情報流出ですが、2008年にイラクのロイター記者など多数の一般市民が米軍へりに殺された銃撃事件の映像をすっぱ抜いたことで、一躍有名になり世界的な信用を獲得した。
しかし少し冷静になって銃撃現場の客観的事情を考えれば、これは『誰も知らないニュース』ではなくて正反対である。
首都バクダット市内の衆人環視の中で起きた虐殺事件であり、実は撃たれたイラク側のバクダッド市民はみんなが良く知っていた。
ウィキリークスからの流出情報『北朝鮮崩壊は近い』も韓国政府高官が喋った内容で、旧軍事政権の流れを汲むハンナラ党の現政権の『北朝鮮はもう直ぐ倒れる』との根拠の薄い無責任な主張(願望)は韓国の国内では誰でも知っている。
中国の獄中の誰も知らなかった無名の一人権活動家に対するノーベル平和賞受賞よりも、イギリスのブタ箱に放り込まれている世界的に有名なウィキリークス創始者アサンジ氏の方が余程資格がある様な気もするが、ウィキリークスの情報は『機密』ではなくて今まで『みんなが知っていた』ことだけである。
今までは本当にアメリカが知られては困る情報が『何一つ』出て来ない。
本物か、それともやらせか。
今後の展開を待ちたいが今のままではウィキリークスは、何ともインチキ臭いと言わざるを得ない。
『(WL)マイケル・ムーアの「シッコ」がキューバで放映禁止?』
『ウィキリークス外交秘密資料を暴露』に関連する少し面白い話ですが、アメリカが国連決議を無視して半世紀も経済封鎖しているキューバの首都にあるアメリカの利益代表部内の政府機関の機密文章の中からWLに流失した極秘情報との触れ込みで、『キューバ政府がムーアの映画を上映禁止している』との情報がインターネットで流れる。
この不思議な『放映禁止話』の理由は、キューバではコネや賄賂が無いと一般市民は医療が受けられないのでムーアの映画『シッコ』の内容を知ると国民が怒るというもの。
これは『誰も知らないニュース』である。
ウィキリークス外交秘密資料が『真実』なら、十分に機密としての値打ちがある。
この、アメリカの医療問題を告発したマイケル・ムーアの『シッコ』の上映禁止の話は、インターネットのウィキペディの『シッコ』の項目や一時は右翼系の政治ブログでも色々転載されていた。
その後ウィキリークス創始者のジリアン・アサンジ自身がツイッターで『キューバでマイケル・ムーアの映画「シッコ」が上映禁止』になった話は、米国務省が流していたニセ情報であると書きこみ、この騒動は急速に収束する。
だいたいですね。
本当にキューバで『シッコ』が上映禁止が『真実である』なら、今まで執拗にキューバ政府の人権抑圧を言い立てているアメリカ国務省なら、大スクープとして大喜びして世界に公開するのです。
アメリカ国務省には『機密扱いにしなければならない』何らかの合理的な理由が無い。
決して機密にはしない。
しかも戦後長い間、韓国や台湾が日本の映画や歌などを禁止していたように、第三世界の小国キューバでアメリカ映画の上演禁止などは、何処にでもあるありふれた些細な出来事で、世界にとっては小さなニュースに過ぎない。
しかし、それとは大違いで、世界に隠れてキューバ政府の人権抑圧をアメリカの政府機関が『機密指定にして隠していた』なら大違いである。
それなら米国政府機関自身が『大嘘つき』だったことになる。アメリカ政府の信じ難い二枚舌は大ニュースである。
『ウィキリークス(WL)の嘘と誠』ウィキリークスと米国政府機関との関係
真実なら、あまりに馬鹿馬鹿しい。
WLで流出したアメリカの政府機関の機密情報が真実であれば、アメリカとキューバは人権抑圧でお互いが協力していたという、私達の信じている世界が引っくり返るトンデモナイ情報である。
(お馬鹿な右翼系政治ブログでは論理的に成り立つこの困った事実(結論)を失念していて、単にキューバの社会主義は悪いとの判断で大喜びで記事を書いていた)
論理的には、これではキューバが悪いではなくて、『アメリカが影の黒幕で人権抑圧の主犯』となるのですよ。
その為アメリカ政府機関は『キューバで映画『シッコ』が上映禁止』を公表せず機密指定していたと考えられるのです。
『真実』であるなら最高責任者だけがアクセス出来るマル秘中のマル秘であり、極秘指定する必要がある。
しかし今回は一般兵士がアクセス出来る程度の機密度。
何とも不思議で、辻褄が合わない。
流出したのはアメリカと国交がないキューバの首都にあるスイス大使館の敷地内に造られたアメリカ代表部政府機関。(この代表部は独自の大きなビルを建設している)
流出先は、政府機関としか報道されていないが国交が無いのですから、この政府機関はアメリカの情報部機関と見るのが正しいだろう。
流出情報は『真実の情報』ではなくて、その正反対の真実を攪乱する目的の、ニセ情報の可能性が非情に高い。
当たり前ですが、映画は健康保険の無いアメリカを批判的に描いているので、アメリカとは正反対で皆保険のキューバでは大歓迎されている。
シッコがキューバで放映されているかの真偽のほどは実際にキューバ国内で調べればいっぺんに判明するのです。
右翼系の政治ブログの『シッコがキューバで上映禁止』の書き込みはその後削除されたのか、探したが残念ながら今では見当たらない。
誰でも書き込めるので信用度が低いネット上の辞書ウィキペディアのムーアの映画『シッコ』の欄では、わざわざ『キューバでの上映禁止』との項目まで作って今でも掲載している。
ただし、『シッコ 』の以前の記事にあった『ウィキリークスによって明らかにされたハバナの米国政府機関資料の流出情報』などの具体的な背景説明だけは、何故か削除されウィキペディ ア(Wikipedia)の記事からまったく無くなっている。
WikileaksもWikipediaも、世間での高い評価とは大違いでダブルWikiの信用度は不明で何とも胡散臭い。
『唯一の覇権国アメリカは忙しい』情報戦の難しさ怪しさ
超大国で唯一の、最後の覇権国であるアメリカが一朝一夕では出来上がることはない。
イラクやアフガンに対する正面からの世界最強の米軍による軍事攻撃という『大技』だけでなく、今回の『キューバでシッコが上映禁止』のような裏に回った陰湿ないかがわしい情報操作の『小技』も忘れずに小まめに色々行っている様です。
Wikileaks(ウィキリークス)で、今まで流出したものは『機密』ではなくて、今までみんなが知っていたことだけである。
本当にアメリカが知られては困ることが一つも出て来ない不思議。
ムーアの『シッコ』のキューバ国内上映禁止の報道も、ハバナのアメリカ政府機関資料(諜報特務機関か?)からの『流出』自体は事実の様です。
ウィキリークス(Wikileaks)からの情報だ『だから正しいはずだ』として、大騒ぎになりかけたので(放置すればウィキリークスの信憑性を無くすので)慌てて抑えにかかったのかも知れない。
一見すると正反対の仕事をする発電機とモーターが、マイクとスピーカーが同一の構造であるように、CIAなどの諜報機関とは情報収集だけが任務ではなくて、その反対の色々な『情報の発信』という大事な役割を担っていることを多くの人は忘れている。
情報収集は、仕事の一部であるにすぎない。
情報機関の仕事とは表の役割の情報収集以上に、悪質なニセ情報の宣伝であるとか意識的な情報漏洩などの情報操作による世論誘導などのプロパガンダ活動が主任務である。
キューバでシッコ上映禁止は、多母神さんが飛びついたソ連の情報機関から流出した機密情報だから間違いないとの『張作霖爆殺犯は関東軍ではなくソ連の犯行』と同じ水準のお笑い話でしょう。
そうだったら面白いのだが、『いくら何でも、それは無いでしょう』的な荒唐無稽な情報攪乱目的の作り話なのですね。
世紀の暴露サイトと喧伝されているウィキリークスは、佐藤優の言うような無政府主義など何かの過激運動である可能性は低すぎる。
今のように手に入れた全部の情報の無編集の公開を拒み、既存の大手メディアと手を組んで恣意的に一部の情報を出すようではイエロージャーナリズムであり全く信用ならない。
ウィキリークスは、みんなが少しも疑わず信じているらしい暴露サイトではなくて、その正反対のネット対策としてのよく出来た新手の情報の誘導や世論操作活動の可能性も十分に有りそうなのです。
ウィキリークスの情報流出ですが、2008年にイラクのロイター記者など多数の一般市民が米軍へりに殺された銃撃事件の映像をすっぱ抜いたことで、一躍有名になり世界的な信用を獲得した。
しかし少し冷静になって銃撃現場の客観的事情を考えれば、これは『誰も知らないニュース』ではなくて正反対である。
首都バクダット市内の衆人環視の中で起きた虐殺事件であり、実は撃たれたイラク側のバクダッド市民はみんなが良く知っていた。
ウィキリークスからの流出情報『北朝鮮崩壊は近い』も韓国政府高官が喋った内容で、旧軍事政権の流れを汲むハンナラ党の現政権の『北朝鮮はもう直ぐ倒れる』との根拠の薄い無責任な主張(願望)は韓国の国内では誰でも知っている。
中国の獄中の誰も知らなかった無名の一人権活動家に対するノーベル平和賞受賞よりも、イギリスのブタ箱に放り込まれている世界的に有名なウィキリークス創始者アサンジ氏の方が余程資格がある様な気もするが、ウィキリークスの情報は『機密』ではなくて今まで『みんなが知っていた』ことだけである。
今までは本当にアメリカが知られては困る情報が『何一つ』出て来ない。
本物か、それともやらせか。
今後の展開を待ちたいが今のままではウィキリークスは、何ともインチキ臭いと言わざるを得ない。
『(WL)マイケル・ムーアの「シッコ」がキューバで放映禁止?』
『ウィキリークス外交秘密資料を暴露』に関連する少し面白い話ですが、アメリカが国連決議を無視して半世紀も経済封鎖しているキューバの首都にあるアメリカの利益代表部内の政府機関の機密文章の中からWLに流失した極秘情報との触れ込みで、『キューバ政府がムーアの映画を上映禁止している』との情報がインターネットで流れる。
この不思議な『放映禁止話』の理由は、キューバではコネや賄賂が無いと一般市民は医療が受けられないのでムーアの映画『シッコ』の内容を知ると国民が怒るというもの。
これは『誰も知らないニュース』である。
ウィキリークス外交秘密資料が『真実』なら、十分に機密としての値打ちがある。
この、アメリカの医療問題を告発したマイケル・ムーアの『シッコ』の上映禁止の話は、インターネットのウィキペディの『シッコ』の項目や一時は右翼系の政治ブログでも色々転載されていた。
その後ウィキリークス創始者のジリアン・アサンジ自身がツイッターで『キューバでマイケル・ムーアの映画「シッコ」が上映禁止』になった話は、米国務省が流していたニセ情報であると書きこみ、この騒動は急速に収束する。
だいたいですね。
本当にキューバで『シッコ』が上映禁止が『真実である』なら、今まで執拗にキューバ政府の人権抑圧を言い立てているアメリカ国務省なら、大スクープとして大喜びして世界に公開するのです。
アメリカ国務省には『機密扱いにしなければならない』何らかの合理的な理由が無い。
決して機密にはしない。
しかも戦後長い間、韓国や台湾が日本の映画や歌などを禁止していたように、第三世界の小国キューバでアメリカ映画の上演禁止などは、何処にでもあるありふれた些細な出来事で、世界にとっては小さなニュースに過ぎない。
しかし、それとは大違いで、世界に隠れてキューバ政府の人権抑圧をアメリカの政府機関が『機密指定にして隠していた』なら大違いである。
それなら米国政府機関自身が『大嘘つき』だったことになる。アメリカ政府の信じ難い二枚舌は大ニュースである。
『ウィキリークス(WL)の嘘と誠』ウィキリークスと米国政府機関との関係
真実なら、あまりに馬鹿馬鹿しい。
WLで流出したアメリカの政府機関の機密情報が真実であれば、アメリカとキューバは人権抑圧でお互いが協力していたという、私達の信じている世界が引っくり返るトンデモナイ情報である。
(お馬鹿な右翼系政治ブログでは論理的に成り立つこの困った事実(結論)を失念していて、単にキューバの社会主義は悪いとの判断で大喜びで記事を書いていた)
論理的には、これではキューバが悪いではなくて、『アメリカが影の黒幕で人権抑圧の主犯』となるのですよ。
その為アメリカ政府機関は『キューバで映画『シッコ』が上映禁止』を公表せず機密指定していたと考えられるのです。
『真実』であるなら最高責任者だけがアクセス出来るマル秘中のマル秘であり、極秘指定する必要がある。
しかし今回は一般兵士がアクセス出来る程度の機密度。
何とも不思議で、辻褄が合わない。
流出したのはアメリカと国交がないキューバの首都にあるスイス大使館の敷地内に造られたアメリカ代表部政府機関。(この代表部は独自の大きなビルを建設している)
流出先は、政府機関としか報道されていないが国交が無いのですから、この政府機関はアメリカの情報部機関と見るのが正しいだろう。
流出情報は『真実の情報』ではなくて、その正反対の真実を攪乱する目的の、ニセ情報の可能性が非情に高い。
当たり前ですが、映画は健康保険の無いアメリカを批判的に描いているので、アメリカとは正反対で皆保険のキューバでは大歓迎されている。
シッコがキューバで放映されているかの真偽のほどは実際にキューバ国内で調べればいっぺんに判明するのです。
右翼系の政治ブログの『シッコがキューバで上映禁止』の書き込みはその後削除されたのか、探したが残念ながら今では見当たらない。
誰でも書き込めるので信用度が低いネット上の辞書ウィキペディアのムーアの映画『シッコ』の欄では、わざわざ『キューバでの上映禁止』との項目まで作って今でも掲載している。
ただし、『シッコ 』の以前の記事にあった『ウィキリークスによって明らかにされたハバナの米国政府機関資料の流出情報』などの具体的な背景説明だけは、何故か削除されウィキペディ ア(Wikipedia)の記事からまったく無くなっている。
WikileaksもWikipediaも、世間での高い評価とは大違いでダブルWikiの信用度は不明で何とも胡散臭い。
『唯一の覇権国アメリカは忙しい』情報戦の難しさ怪しさ
超大国で唯一の、最後の覇権国であるアメリカが一朝一夕では出来上がることはない。
イラクやアフガンに対する正面からの世界最強の米軍による軍事攻撃という『大技』だけでなく、今回の『キューバでシッコが上映禁止』のような裏に回った陰湿ないかがわしい情報操作の『小技』も忘れずに小まめに色々行っている様です。
Wikileaks(ウィキリークス)で、今まで流出したものは『機密』ではなくて、今までみんなが知っていたことだけである。
本当にアメリカが知られては困ることが一つも出て来ない不思議。
ムーアの『シッコ』のキューバ国内上映禁止の報道も、ハバナのアメリカ政府機関資料(諜報特務機関か?)からの『流出』自体は事実の様です。
ウィキリークス(Wikileaks)からの情報だ『だから正しいはずだ』として、大騒ぎになりかけたので(放置すればウィキリークスの信憑性を無くすので)慌てて抑えにかかったのかも知れない。
一見すると正反対の仕事をする発電機とモーターが、マイクとスピーカーが同一の構造であるように、CIAなどの諜報機関とは情報収集だけが任務ではなくて、その反対の色々な『情報の発信』という大事な役割を担っていることを多くの人は忘れている。
情報収集は、仕事の一部であるにすぎない。
情報機関の仕事とは表の役割の情報収集以上に、悪質なニセ情報の宣伝であるとか意識的な情報漏洩などの情報操作による世論誘導などのプロパガンダ活動が主任務である。
キューバでシッコ上映禁止は、多母神さんが飛びついたソ連の情報機関から流出した機密情報だから間違いないとの『張作霖爆殺犯は関東軍ではなくソ連の犯行』と同じ水準のお笑い話でしょう。
そうだったら面白いのだが、『いくら何でも、それは無いでしょう』的な荒唐無稽な情報攪乱目的の作り話なのですね。
世紀の暴露サイトと喧伝されているウィキリークスは、佐藤優の言うような無政府主義など何かの過激運動である可能性は低すぎる。
今のように手に入れた全部の情報の無編集の公開を拒み、既存の大手メディアと手を組んで恣意的に一部の情報を出すようではイエロージャーナリズムであり全く信用ならない。
ウィキリークスは、みんなが少しも疑わず信じているらしい暴露サイトではなくて、その正反対のネット対策としてのよく出来た新手の情報の誘導や世論操作活動の可能性も十分に有りそうなのです。
本当はその機能やシステム上、通信施設の管理者にはネットや携帯の通信では簡単に個人の特定も出来るし履歴も完璧に保存されているのですから、『ネットには匿名性がある』は錯覚なのですね。
ですからFacebookのように最初から実名で写真も掲載する方が余程優れていることになります。
これなら錯覚する人は生まれないので、今のようなネットならではのトイレの落書きか暴走族のガードレールの落書き程度の恥ずかしいレベルの低い破廉恥な行為も少なくなるでしょう。
あれは匿名だから可能なのです。
誰にも分からないと錯覚しているのです。
ばれたら絶対に駄目な相撲の八百長とは入試のカンニングなんかをメールで行うなど常識はずれにもほどがある。
これは永田メールのように賄賂の汚い隠す必要のある金を小切手などで銀行振り込みするような話であり、19歳の予備校生程度のお粗末すぎる社会認識ですね。
当ブログでは読者の迷惑にならないように良好な環境維持の目的でタイトルも名前も無いものやあっても通りすがりのような個人を特定していないコメントは削除するローカルルールがあり、次回のコメント投降時にはご面倒でしょうが何でも結構ですから忘れずに記入してください。御願い致します。
まあ、匿名でも監視はされているんだろうなと思っています。
出来たら、中東みたいなことしないで、アメリカから平和的に独立したいものです。
アメリカですが世界一の軍事力だけが脅威ではなくて、一番のアメリカの強みとは間違いなく情報収集力と、其れと対になっている情報宣伝力ですね。
これを乱したマニング上等兵は絶対に許さないでしょう。間違いなく厳罰に処されるでしょう。
対してアサンジ氏は何とも言えません。訴追できない可能性が高いが、訴追しても微罪で済むのではないでしょうか。?それなら間違いなくウィキーリスクはインチキですね。
其れにしても皆さん固定電話では通話者が特定出来ることを知っている癖に、空中線電波の携帯電話では判らないとでも思っているのでしょうか。?
実に不思議ですね。
今回のことで良くわかった事実ですが、メールなどは時間が経っても全てが保存され解析されているのです。
全てのこれ等の近代的通信手段は例外なく傍受され記録されていると見るべきでしょう。
世界中の全ての電話回線を傍受するエシュロン(Echelon)はそもそもは軍事用ですが冷戦崩壊後は民生用として生残るとゲーツCIA長官が証言しているのですが、インターネット時代の今では信じられないくらいに技術が進歩しているはずです。
ところが昔はこんなハイテクではなくて、ローテクで原始的であり露骨だったのです。
大昔ですが、私が小学生から中学時代の話ですが、姉から試験の答案用紙を捨てるなと注意されたのですが、私が家族に隠れてゴミ箱に捨てたこれ等の文章類は誰かが全て回収して点検しているらしいのですよ。
何故判ったかというと当時は誰にも見られないように出来の悪い試験用紙を厳重に包んでからゴミ箱に捨てていたのですが、捨てるとその直後には必ず捨てたテスト用紙が近所の公園に散乱している。
『こんな悪い点数では我が家の面汚しである。恥ずかしい』と我が姉は怒っていたのですが、怒る視点が根本的に間違っている。
勘違いにもほどがある。
私は、点数が悪いから厳重に封印してゴミ箱に捨てたのですよ。
ところがこの、誰にも見られたくない悪い答案だけが、捨てると必ず誰かが回収して調べていた。
数回なら気が付かないが、これはその後も続き、同じことが何遍も必ず起きれば偶然でないことは子供でもわかります。
当時はやり方が露骨で強引だったのです。
半世紀ほど前の話ですが、当時中国で出版されている雑誌を定期購読していたのですが、最初に届いた郵便物は包装紙が完全にボロボロで中身が露出している。2回目三回目もボロボロで矢張り開封されていたのですよ。
半年以上はそのような状態だったのですが、送られてくるのが普通の出版物なのですから開封して調べての何も意味がないことが判ったのか、それ以後には綺麗なままで受け取れるように変化した。
しかし、其れにしても昔はやり方がローテクで乱暴、露骨だったのです。
今ではインタネット時代なのでスマートに変化して、昔のように郵便物を靴で踏みつけて開封するなどの乱暴な原始的方法は考えられない話ですね。