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北朝鮮の現状に関する時局講演会(主催・横山勝彦前橋市議)が2日、前橋市の前橋商工会議所会館で開かれ、いずれも元陸将の福山隆・元西部方面総監部幕僚長、奥村快也・元東北方面総監が講演した。
福山氏は「朝鮮半島の地政学」との演題で、ミサイル実験と核開発を続ける北朝鮮の暴走を日本にとって「有史以来の危機」と想定。その先には北を「生かさず殺さず」利用し米国をアジアから駆逐しようとする中国と米国の覇権争いがあり、その関係を見据えた情報分析にとって歴史と地政学が極めて重要とした。
朝鮮半島について「中国への歴史的隷属」「大陸国家(中露)と海洋国家(日米)攻防の地」「日本の脇腹に突きつけられた匕首(あいくち)」など10項目の地政学的特質を指摘。「凋落(ちょうらく)する米国」と「台頭する中国」という深刻な未来図を想定し、半島全体の共産化や日本の防衛ラインの大幅な南下といった具体的な危機をあげ、「憲法改正でさえ大騒ぎして何も決まらない」日本の現状に警鐘を鳴らした。
奥村氏は、先の大戦と戦後の占領政策が日本に及ぼした影響について、無謀な戦争に突入した経緯から戦後の東京裁判やGHQ主導の憲法制定、1960年の日米安保条約制定までを詳細に概観した。http://news.livedoor.com/article/detail/13975224/
北朝鮮が核技術を持って世界を相手に一人相撲を取っているように見える今、現実として日本は核の脅威に晒されている被害者の状態である。中国はまともな国ではない。韓国もまともではない。ロシアもまともではない。そしてアメリカも自国優先、世界の警察と言われていたのは自国の国益に叶うかどうかが専権事項であり同盟国といえども切る時は切る。そういう覚悟で日本は同盟国として対米交渉をしてきたはず。
周りを見ると日本以外はヤクザのような、いやヤクザ国家ばかりな事に気付くがどうしてもそのヤクザが見えていない国民が多すぎる。これも日米安保条約のおかげ・・・と思っている国民がどれだけいるだろう。本当にアメリカのおかげなのか、それとも憲法で戦争放棄したから他国から攻められる確率が減って平和を享受してきたのか。私は共産党や護憲派と言われている立憲民主党が憲法改正を許さない、9条があったおかげで日本は戦争することがなかったのだ、と言う無責任な言葉に批判してきた。と言ってもなんの影響もない事は重々承知している。
中国習近平が尖閣で軍事行動を推進というニュースがある。
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中国の習近平氏、尖閣での「軍事行動」推進を明言 軍幹部の非公開会議で
中国の習近平国家主席が2月に開催された軍幹部の非公開会議で、沖縄県の尖閣諸島について「(中国の)権益を守る軍事行動」を推進するよう明言していたことが2日、中国軍の内部文献で分かった。共同通信が報じた。
http://news.livedoor.com/article/detail/13973567/
この言葉を素直にとれば尖閣は中国領であり自国の権益を守る為尖閣を取りにいくと宣言していると読む、言うなれば日本に宣戦布告しているに等しい、日米安保でオバマ政権時尖閣もその範囲にはいると明言されているので中国が尖閣侵略を開始すればアメリカと日本は軍事行動することになる。が、日本の法律ではかなりの縛りがありアメリカ軍と同じ行動ができるか、自国領だから個別的自衛権で対処するか集団的自衛権かで動ける範囲が限られる。それでいいのか、尖閣に中国旗が立てばアメリカは行動するだろうか。
尖閣に中国旗がはためいた時、日本国はどうするのだろう、韓国が竹島を強奪した時は今ほど情報が溢れていなかったので日本国民が興味を持って見守ってはいなかったのでは、そして敗戦直後そんな島一つや二つどうでもいいという考えがあったはず、しかし、現実として自国領を強奪され軍事基地まで造られ軍隊が守護する竹島は韓国の対日の前線基地となり、決して信頼も信用もできない韓国が日本侵略の足がかりを持つ重要な島になってしまった。尖閣も竹島も北方領土も確実に日本領土、だが対する相手はヤクザ、そういう中で日本だけ性善説で各国に対処しようと考える思考が私には分からない。