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翁長県政「負ければ知事不出馬も現実的に」 政府「県政奪還への弾みに」 名護市長選それぞれの思惑
沖縄県名護市辺野古への新基地建設が最大の争点となっている名護市長選が4日、投開票される。選挙結果は、米軍普天間飛行場の移設問題の行方に直結するため、注目が集まっている。沖縄、日本政府、米国-。それぞれ名護市長選をどう位置づけているか、まとめた。政府与党】県政奪還への弾み狙う
政府与党は名護市長選を秋に迎える知事選の「試金石」(政府関係者)と位置づける。米軍普天間飛行場の移設先とする市辺野古のキャンプ・シュワブを抱える市長選で政府与党が推す候補が勝利すれば、対立する翁長雄志知事が新基地建設に反対する大義がなくなるとみているからだ。
辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多前知事を痛烈に批判して、「反辺野古」で多くの支持を集めて2014年に誕生した翁長知事には、辺野古を巡り、工事を中断した集中協議や、度重なる訴訟など、苦しい対応を強いられてきた。中略 【翁長県政】「民意」懸け譲れぬ戦い
名護市辺野古の新基地建設阻止を県政運営の柱に据える翁長雄志知事にとり、名護市長選は「絶対に負けられない戦い」(県幹部)だ。仮に稲嶺進氏が敗れれば辺野古反対の主張を支える「民意」の一角が崩れることになり、翁長氏は危機感を強めている。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204135
と危機感を持った沖縄タイムズですが結果は・・・
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名護市長選 新人の渡具知氏当選
02月05日 01時21分
政府が進めるアメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐる対応などが争点となった名護市の市長選挙は、自民党や公明党などが推薦した新人の渡具知武豊氏が、移設の阻止を訴えた現職を破り、初めての当選を果たしました。
4日に投票が行われた名護市長選挙の開票結果です。
渡具知武豊、無所属・新。
当選。2万389票。
稲嶺進、無所属・現。
1万6931票。
自民党、公明党、日本維新の会が推薦した新人で元市議会議員の渡具知氏が現職の稲嶺氏を破り、初めての当選を果たしました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180205/5090001904.html