称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

2016/10/12(水) 小佐渡御前山(11日)

2016-10-12 22:11:25 | 山登り

急に肌寒くなって、新聞に入る衣料品のチラシは、初冬のものばかりになった。
今日は立山に初雪が降り、大日岳ももうすぐ雪が積もるだろう。

これから書くのは、昨日(10月11日)の山歩きだ。

半年ぶりに小佐渡御前山に登ってみた。

猿倉山の駐車場に車を停めて、ステッキは持たずに出発。
09:45 猿倉山の階段をあがり始める。



写真じゃなだらかに見える階段だが、実際はそうでもない。
体が温まる前だというのに、気だけ焦って登るので結構きつい。
それでも体調が良かったので、休まず登り切ることができた。

猿倉山頂上にある、風の塔。
風力発電が脚光を浴びたころは、風車が回っていたが、今ではバブルの塔だ。



立山の方角には、うっすらと、剣岳と大日岳が見えた。



コンクリート舗装した急坂を50mほど下りると、登山道の入口がある。
「クマに注意」の立て札に、ちょっとビビった(笑)。



ようやく体が温まり、乱れた息がととのってきた。
雨でぬれたところもあったが、階段が整備されているので、滑ることはない。



15分ほど行ったところで、男性3人組を追い抜いた。

途中にある御前山の手前では、ハトがたたずんでいた。
手を伸ばしても逃げないので、どこか調子が悪いのだろう。



今日はどうしたんだろう。疲れた感じがしない。
いつも休憩する御前山はそのまま通過した。

青空をバックに、穂を出したばかりでピンと立っているススキ。



最後の急登も快調に登り切って、「え~と、山頂はどこだっけ?」
小佐渡御前山の山頂は林の中にあり、標識を見落とすと通り過ぎてしまう。
その標識は高さ3メートルくらいにかけてある。
11:55 小佐渡御前山山頂に到着。



山頂の祠に手を合わせて、まがれ右をして、下山開始。
あとで考えたら、登り始めたから水も飲んでいない。
怖いですね~。。年を取ると水を飲むのさえ忘れちゃう(笑)。

10分ほど下りたところで、登りで追い抜いた男性3人が上がってきた。
「あとどれくらいで山頂ですか?」と聞かれたので、ちょっと考えて「20分から30分です」と答えた。
少し多めに言ったのは、その先に急坂があり、男性たちの登るスピードが分からなかったからだ。

12:05 猿倉山に戻った。
少し高曇りになってきたものの、富山湾や能登半島が見える。



車に戻ったら、水を飲んでいないことを思い出し、300ccほど飲んだ。
「思い出し」というのは、年のせいでのどが渇かなくなったので、意識して飲まないといけないのだ。

このコースは片道4キロで往復8キロ。
高度差で500m余りを登って、同じだけ下りる。
かかった時間は、行きも帰りも、同じ1時間10分。
よく頑張りました。

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