2016/11/19(土) 九州四国旅行その４

（その３から続く）

11/10(木) ６日目
宿泊をした休暇村南阿蘇の窓からは、根子岳が良く見える。
ごつごつした稜線は魅力的だ。






今日は、南阿蘇からやまなみハイウエイを通って、別府温泉に下りる。

11/10 09:24 城山展望台。



阿蘇市の田園地帯を見下ろす、登りの急カーブにある展望台。
風が冷たくて、ゆっくり眺めていられなくて、写真を撮ったらすぐに車に戻った。

11/10 10:30 長者原の湿原
ここは立山弥陀ヶ原・大日平とおなじように、ラムサール条約に入っている湿原。
散歩気分で歩くことができる木道がある。
じじと嫁はんには、ちょっと物足りないハイキングだった。



ここにも温泉地帯があり、山の間から噴煙が上がっている。



11/10 11:00
釜の口共同浴場



数台停められる駐車場に車を停めて、料金箱に２００円を入れて、中に入る。
脱衣室にはお地蔵さんがあり、線香のにおいがした。



鉄分を含んで赤い色をしたお湯に、とてもよく温まった。



11/10 11:10　九重夢大吊橋
高さ１７３ｍで日本一の歩行者専用の吊り橋。
吊り橋と言っても、しっかりとした造りなので、少し揺れるだけで全然怖くない。



アジア系の外人さんばかりで、自撮り棒を伸ばしては吊り橋の真ん中で立ち止まり、歩行の障害となっていた。
きれいな紅葉もあるにはあったが、少し早かったかもしれない。



ここから湯布院を経由して別府に向かった。
別府には、地獄めぐりがある。
まず宿から遠い２つの地獄をまわってから、宿にチェックインし、それから宿の近くの地獄をまわることにした。

赤い色をした血の池地獄。



珍しい間欠泉を見られる龍巻地獄
吹き出すと５分くらい停まらない。



11/10 15:00 おにやまホテルにチェックイン。

ここで大変な事態に気付いた。
じじが朝夕に指している緑内障の目薬を、前泊した阿蘇の休暇村に忘れてきたのだ。
ホテルの人に「阿蘇までまっすく走るとどれだけかかる？」と聞くと１時間半だという。
それで、目薬を取りに阿蘇まで往復することになった。

知らない急カーブの山道で、雨と、深い霧と、ぬれた落ち葉、で大変運転しずらかった。
しかもあたりはだんだんと暗くなってくる。
ライトを付けなければ暗くて前が見えない。
ライトを付ければ霧に反射してホワイトアウトする。
助手席の嫁はんはそうとうビビッているようだった。

阿蘇で目薬を受け取って、19:30におにやまホテルに戻った。
夕食を食べたら、ぐっすりと眠りこけた。

11/11 ７日目
朝ご飯を食べてチェックアウトして、車をホテルにおいたまま、昨日の地獄めぐりを続けた。

海地獄は、綺麗な青い色をした温泉。摂氏９６℃



鬼石坊主地獄は、ブクブクと泥を吐き出す温泉。



鬼山地獄ではワニを飼っている



白池地獄。熱帯魚がいる。



嫁はんが、ちょっとどこかに行ったと思ったら、温泉卵を買ってきてくれた。
いっしょにもらってきた塩を振りかけて食べたら、実に美味しかった。



インターネットで予約していた四国行きのフェリーは、１１時ちょうどに佐賀関港から出る。
遅れないように早めに向かったら、９時５０分にフェリー乗り場に着いた。
ひとつ前の１０時に出発する便に余裕があり、１時間早く乗れた。

四国の愛媛県の三崎港まで小一時間、フェリーを下りて松山市の松山城に向かう。
松山城は市内の小高い山（勝山）の上にあり、リフトで登ることができる。



リフトから見ていたら、横には舗装した道路があり、そこを歩いて登る人もいた。
この山は１３２ｍで、リフトのスピードは相当ゆっくりしていたので、歩いたほうが早かったかもしれない。。。

リフトから下りてしばらく歩くと、大きな松山城が見えてくる。



松山城は４００年の歴史があり、２１棟の建造物が重要文化財に指定されている。
天守閣は見晴らしがよく、松山市内を一望する。



城を下りて、今夜の宿、道後温泉の「葛城」に向かった。

道後温泉には多くの温泉宿やお土産屋のほかに、「道後温泉本館」という明治から続く公衆浴場がある。



今では道後温泉に泊まる人の多くが入浴にくる、一番の観光施設のようだ。
中に入ると、文字通りに「芋の子を洗うような」状態(笑）。
あまりきれいとは思えなかったので軽くお湯に浸かるだけにして、宿に戻ってから大浴場に入浴した。

今夜の夕食。
九州でもそう思ったのだが、北陸周辺の温泉に比べてあか抜けした盛りつけで、ちょっとおしゃれな感じがする。



いつものように生ビールを注文した嫁はんは、いつの間にかお酒も飲んでいた。
よしよし、楽しく飲んでくれるのが一番良い。



今日で７泊目になる。
明日は最後の宿泊地の香川県に行く。

（その５へ続く）