８月１４日(日) 五色ヶ原日帰り

１年ぶりに、立山の奥座敷、五色ヶ原へ日帰りした。

遅いじじの足では、９時間くらい。
始発で上がって、最終の高原バスに間に合うか微妙なところだ。
それで始発が６時に出る、８月の週末がいちばん良い。

４：１５　立山駅キップ売り場到着。
意外と人は少ない。
先に来ていたのは、初めての人ばかりのようで、へんてこな並び方をしていたので、
号令をかけて、いつのも並び方に変えてもらった。

４：５０　きっぷ発売２０分前。お盆の日曜日だというのに、こんな感じ。



当然のことながら、６：００始発のきっぷをゲット。

７：１０　いつものように室堂へついた。
逆光ながら、雄山がきれいに見える。



今日のルートは、室堂→一の越→富大研究所前→龍王岳→鬼岳→獅子ケ岳→ザラ峠→五色ヶ原　の往復だ。

７：１５　室堂出発。

一の越を過ぎてから見た室堂。雲一つなく、市街地まで見える。



８：３０　富大研究所横の展望台から五色ヶ原を臨む。
天気が良くて、うきうきした。

この写真を見ると、とても簡単にいけそうな気がするのだが。。



龍王岳を下り、鬼岳を登り返した。
９：０９　鬼岳西斜面の雪渓を渡る人。このルートでいちばん大きな雪渓だが、アイゼンは不要。



９：４３　鬼岳を下って、獅子ヶ岳の登り初めで、後ろを振り返った。

写真、左に、手前が鬼岳、奥の一段高いのは龍王岳。二つが重ねって見えた。
右のいちばんとがったトコロが、雄山山頂の神社。
中央から左下に歩いてきた道が見える。



９：４７　獅子ヶ岳に到着。
室堂を出て、２時間半。もう、かなりヘロヘロ。。
五色ヶ原に行っても。帰れるのかと不安がよぎるが、行くことにした。(^^;



立山室堂周辺を歩いてみて、この五色ヶ原ルートは、外人さんと、若い女の子の出現確率が高い。
今日は外人さんは見かけなかったが、若い女の子は何人も出くわした。（ただしカップル）

１０：１２　獅子ヶ岳を４００メートル下ると、ザラ峠だ。
当然、帰りは４００メートルを登り返すことになる。



１０：３５　もうすぐザラ峠。
その向こうに。五色ヶ原への登り返しが見える。この登りはきつかった。




１１：００　木道が見えてきた。もうすぐかな。。



しかし、ここからも登りが続き・・・
１１：３５　五色ヶ原山荘に到着。



じじは、運動中に物を食べられない。パンを一切れかじった。
昨年来たときは、帰りに水不足になったので、山荘でポカリスエット（５００ｃｃ）を買って飲み干した。

キャンプ場の様子を聞いてみた。
水は沢水をくんで使うが、煮沸するようにと書いてあるそうだ。
生水で飲めないと知って、行くのをやめた。

１１：４５　山荘を出発し、室堂へ引き返す。
ザラ峠までは下りで快調だったのだが。。

獅子が岳の４００メートルの登り返しで、何度も足が止まった。
この頃から雲がわいてきて、風が強くなった。長袖を着込んだが、寒い。




獅子ヶ岳頂上手前で、ガスが切れ、黒部湖が見えた。近くの若者から歓声が上がる。



１３：２０　獅子ヶ岳に到着。へたり込んでしまった。
五色ヶ原でテン泊するという、若い女の子が、日差しにあぶられた石の上に寝転んでいた。
天候が下り坂だから、早く行った方がいいよ～、と声をかけた。

１４：３１　鬼岳の、鉄はしごのところに、雷鳥の親子が砂浴びしていた。
２ｍくらいに近づいたら、子供に声をかけて、どっかに消えた。



鬼岳を下って、最後の登り返し、龍王岳を登る。
岩場の登りで、踏み上げが大きく、何度も足がとまる。
最終バスに間に合うのだろうか？。

と思っていたら、

１５：３０　ガスの向こうに富大の研究施設が見えてきた。
ほっとした。

龍王の登りは、龍王を巻くように岩場を登って行くのですが、ガスで前が見えなくなると、
登山道を登っているんだろうか？、と不安になります。
前回そういう経験をしたので、今回は心配なく歩きました。



一の越へ下りて、室堂へ向かう。

１６：４０　室堂バスターミナル到着。
ちょうど、ガスが切れて立山が見えた。




良く行く、大日岳に比べると、登りの標高差はないが、なぜかとても疲れた。

来年は、五色が原山荘に泊まろう。