嫁はんからリクエストされていた焼岳に登った。
雲一つない青空が広がり、楽しい山登りとなった。
02:00 富山市を出発。
深夜だというのに車の温度計は29℃、暑い!。
平湯から国道158号線を上がり、安房峠を下りたところにある登山口に向かう。
狭くて真っ暗な山道の運転に緊張した。
04:30 登山口に到着。
「焼岳登山道入口」の標高は1600m。
立山でいうと、八郎坂を登った弘法平と同じだ。
気温は14℃。
車の中で夜明けを待っていたら、冷えて寒くなってきた。
助手席の嫁はんは、バスタオルをかぶってスヤスヤと寝ている。
05:00 明るくなったので、支度を始める。
寒さをしのぐため、長袖シャツの上に1枚着込んだ。
05:15 山登開始。
最初の200mほどは、なだらかで歩きやすい。
すぐに岩と木の根の急登が始まる。
坂が少しゆるやかになったところで、先行者を追い越した。
涼しい(肌寒い)日陰の道だが、体が暖まって暑くなった。
嫁はんは、いつの間にかお色直しをして、半袖になっているぞ。
06:30 朝日に照らされた焼岳が見えた。
標高2000mくらいにある「広場」で5分間休憩。
立山でいうと、弥陀ヶ原と同じ高さになる。
「広場」までは樹林帯。
「広場」を過ぎたら、岩と砂の滑りやすい道になる。
目指す北峰が見えてきたところで、若者が追い越していった。
朽ちた階段、無いよりは登りやすい。
直射日光にあぶられてバテバテになっていたら、嫁はんが「花がたくさんある」という。
紫色の実。
嫁はんはくたびれたと言うが、まわりをよく見ている。
07:20 青い空の下に、白い蒸気が出ている。
07:40 もうすぐ北峰直下。
左から蒸気が噴き出している。
噴火口。左にある南峰は、通行禁止で行くことができない。
北峰の直下を、マークを見落とさないように巻いていく。
07:55 焼岳北峰頂上。
標高は2444m、立山の室堂くらいだ。
登山口から高度差850m、2時間40分かかった。
少し遅れて、西穂高のほうから団体さんが来て、にぎやかになった。
西穂高のロープウエイや、山荘が見える。
上高地。
08:15 下山を始める。
岩場を慎重に下りる嫁はん。
次々と上がってくる若者に道を譲る。
というか、岩場の下りで足がくたびれてしまって、速く下りられない(笑)。
09:20 「広場」に、嫁はん降臨!。
焼岳が見えるのはここまで。
ここからは樹林帯を下りる。
少し脱水を感じたので、ベンチがあるたびに水を飲んだ。
10:40 登山口に帰着。
帰りは「ひらゆの森」の温泉で汗を流してから、猛暑の富山市に帰った。
楽しかった!と、嫁はんはとてもうれしそうだ。
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