今年の秋の遠足は、
木曽御嶽山(長野側)、
中山道(馬籠宿~妻籠宿)、
飛騨美濃せせらぎ街道(郡上八幡~高山)
を訪れた。
11月03日(日)。
08:00 富山の自宅を車で出発。
高山に向かって標高を上げていくと、合い物のズボンでは寒くなり、
高山でしまむらに寄り、暖かいトレパンを買い着替えた。
高山からR361(木曽街道)を走り、木曽御嶽山ロープウエイに到着。
ロープウエイの営業は今日が最終日。
紅葉見物のつもりでロープウエイ終点の7合目に上がった。
そこから足で登るつもりはなかったけれど、
登山者が多かったので少しだけ登ることに。
よく整備された登山道は、岐阜側から登るよりもずいぶん楽に歩ける。
昼過ぎだというのに、日陰には氷が残っている。
30分も歩くと木が低くなった。
御嶽山の全景をみたくて森林限界まで登ったら8合目についた。
木曽御嶽山は信仰の山。
御嶽教の信者ではないが、なんとなくありがたい気持ちになる。
乗鞍岳、槍・穂高、も良く見えた。
日が陰って寒くなってきたので、長居しないですぐに下山した。
美しい紅葉はロープウエイより下におりている。
今夜の宿は木曽の温泉宿。
18:30 夕食。
11月04日(月)
朝日に輝く木曽御嶽山を眺めながら朝食。
朝食はバイキング。
盛り付け上級者の方々を参考に、じじも美しい盛り付けに挑戦した。
嫁はんに「きれいに盛り付けただろう?」と聞いたら、
否定も肯定もしないで「男の盛り付けだね」と言う(笑)。
ソバの食べ放題もあったが、そんなに食べられない。
今日は中山道を馬籠宿から妻籠宿まで、8㎞ほど歩く。
車は妻籠宿に停めて、バスで馬籠宿へ移動して、歩いて妻籠宿に引き返す。
スタートする馬籠宿。
建物は宿場町の風情を残しているが、
今は商店街になって土産物屋や食べ物屋が並んでいる。
人がひしめいていた宿場町を出て、中山道を歩く。
歩いている人は、日本人よりも欧米の外人さんのほうが多い。
欧米外国人は「体験型」の日本旅行を好むらしい。
古い民家の軒先につるしてある大根や干柿を、ずいぶんなつかしく感じた。
標高は、スタートした馬籠宿で800m、ピークで1000m、ゴールの妻籠宿が600mくらい。
道の斜度は尖山の登山道くらい。
江戸時代は、こんな坂道をワラジで歩いたり、籠に乗っていたのだろう。
黄色く色づいたイチョウが美しい。
地元のおばあちゃんが、じじのホリの深い顔を見て外人さんと間違えたのか、
「ファイブ ミニッツ マウンテン トップ」
(峠まで5分だよ)
と教えてくれたので、
「おばちゃん、どこで覚えたがけ?」
と富山弁で聞いてみた(笑)。
観光客のためのトイレと休憩所。
石畳。右横は中山道の道標。
薄暗い林の中で。
「女1人でこんな所を歩いていたら山賊が出そうで怖かっただろう」
と嫁はんが言うので
「お銀や助さん、角さんがいたから大丈夫だよ」
と答えたら受けた(笑)。
1時間半ほどで、妻籠宿へゴール。
ご褒美の栗ソフトを、嫁はんにおごってもらった。
車に戻ってから、
恵那にある「恵那峡」に寄ってみたが、満車で入ることができなかったので、
そのまま下呂の宿へ。
夕飯は飛騨牛。
夕飯をいただいたら疲れがどっと出てしまい、ぐっすりと眠り込んだ。
11月05日(火)。
バイキングの朝食に、高山ラーメンが付いていた。
朝から食べるラーメンは、とても美味しい。
ホテルを出て郡上八幡へ走り、
飛騨美濃せせらぎ街道を、高山に向かって北上する。
郡上八幡の近くは全然だったが、高度が上がると美しい紅葉が見えた。
パーキングに車を停めて、歩いて紅葉が見える所へ行く。
時間があればゆっくりと楽しみたい。
青い空に、赤い紅葉が映える。
12時に高山に入り、ソバ屋さんで10割新蕎麦(数量限定)をいただいた。
嫁はんは味の違いが分かったようで「美味しい!」と。
じじはよく分からなかった。
14時半に家に帰った。
今年も楽しい遠足ができました。
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