称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

2016/05/13(金) 大日岳登山道、大日平まではピッケルいらず

2016-05-13 16:43:44 | 山登り

今日の、大日平から見た大日岳。



降水確率は0パーセント。
2日ほど前から、今日は大日平へ行こうと決めていた。
2週間前に超えることができなかった牛の首の雪渓のために、今日はアイゼンとピッケルを持った。

家から出たところで、近所の奥さんに声をかけられた。
「山に行く」と言ったら「山菜取りですか?」と聞かれた。(笑)
ピッケルが見えているんですけど、山に登らない人にはわからないかな。

称名駐車場に車を止めて、ヒンズースクワットを10回やってから歩き始めた。
これをやると、登り始めに息が荒れなくなる。

大日岳登山口からの登山道は、2週間前よりも荒れていた。
鉄の橋を渡ってからしばらく行ったところで、木が倒れて道を塞いでいる。



よく見たら、直径50センチほどの岩が木に引っかかって押し倒していた。
木はつっかえ棒になっているので、無理に持ち上げたら岩がはずれて登山道を転がり落ちそうだ。
ここを通る時は気を付けてください。


七曲りの階段も、落石や浮石が乗っかっているので、気を付けて登った。



牛の首の下にある崩落地でも相当数の浮石があり注意がいる。
上のほうで木が倒れて、石が転がり落ちたようだ。

崩落地の上部にある、昨年できた丸太階段の下の地盤が流されていた。

2週間前はなかったので、先日の雨の影響だろうか。



どこの登山道でも、地盤は毎年少しづつ下がっていくが、特に牛の首の崩落地は変化が速い。
上級者・中級者の方は、浮石で転ぶことはないと思うが、じじのような初級者は慎重に登ったほうがよさそうだ。


牛の首上部の雪渓は、ほとんど解けて、しょぼい雪渓が3~4個残っていた。
雪渓の下部が登山道で止まっているので、滑っても谷底に落ちることはないだろう。
ピッケルもアイゼンも余計な荷物になってしまった。



大日平の木道も、ほとんど雪はない。



所々に雪は残るが、滑るよりも、ズボっと足が沈まないように気を付けた。



上から若者が下りてきた。
大日岳のすそ野まで登ったが、引き返したという。

標高1750メートルの大日平山荘が見えてきた。
山荘の周辺に残る雪の上には、水を引くホースが伸びている。



大日平山荘に到着。
周辺の除雪は終わっているが、窓の雪囲いは、まだ残ったままだ。
暖かい日差しを浴びているベンチに腰を掛ける。




大日岳は例年の6月上旬の景色で、雪渓がところどころ切れてしまっているので、直登は難しそうだ。
かといって夏道が出ているわけでもなく、登りにくそうだ。



体格の良い若者が登ってきた。砺波から来たそうだ。
いけるところまで行ってみる、と、大日岳へ向かった。
肌の露出が多いけど、日焼けは大丈夫か?(驚)。



山荘の裏に回って、称名滝の上流に流れ込む、不動滝を見る。
空気が澄んでいて、天狗平山荘や、富士の折立まで見える。



10分ほど休憩して、下山を始めた。
鍬崎山にかかる白い雲がきれいだ。



途中で、若者1人、中年の男性1人が登ってきた。
今日、ここに来た人は、じじを入れて5人のようだ。

家に帰ったら、近所の人に声をかけられた。
「お仕事ですか?」
ピッケルは見えているんだけど・・・ツルハシだと思ったのかもしれないな(笑)。

明日から週末です。
大日平までなら必要はないけれど、大日岳まで登る人は、アイゼンとピッケルをお忘れなく。。

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