今日は大日岳の水場まで行くつもりで、称名ゲートに並んでラジオ体操をしていた。
ゲートが開いて称名駐車場まで行ったときは、まだ大日岳のつもりだった。(笑)。
しかし、歩き始めて大日登山口のあたりで、「今日は7月1日。八郎坂の開通のはず。」
と、なぜか勘違いをして、八郎坂に足が向いてしまった。(汗)
07:30 八郎坂登山口。
八郎坂は、登山道よりも1メートルほど広く、しっかりと草刈りがされていていて、驚いた。
歩いていて、朝露に濡れた草がズボンに触れる、と言うことは全くない。
道のほうは、昨年よりも、登山道全体が谷側にせり出している感じだった。
特に第二展望台の手前にあるジグザグの、下流側の折り返しは、昨年よりもさらに崩落が進んだ感じがした。
第二展望台のキティ隊員に敬礼!(笑)
かなり汚れてきたので、次は交代させることにしよう。
第二展望台からの定番、称名滝。
水量はかなり多かった。
長袖の登山服が暑くて汗が噴き出した。半そでに着替えた。
第二展望台からの水平道も、きれいに草刈りがされていた。
しかし、登山道が部分的に崩落していたり、大きな岩があったりと、少し傷みが目立った。
09:30 弘法の休憩所に到着。
ここまで2時間もかかった。
ここで、いやなものを見つけた。
これだ。。。
タバコを吸う人は、持ち帰り用に、携帯灰皿を使って欲しいものだ。
まさか、世界遺産になった富士山には、吸い殻など落ちていないだろう。(爆)
七曲がりから見た、大日岳。
大日岳には、終始ガスがかかっていたが、この数分だけ、きれいに晴れ上がった。
中央下の、X型の雪渓がはっきりとしている。
こういう時期は、2000メートルの水場あたりの長い雪渓を登るコトになるはずだ。
弘法から弥陀ヶ原までの木道は、(おそらく昨年の)草刈りが入っていて、とても歩きやすい。
初夏の花が咲き始めていた。
水芭蕉。
チングルマ。
ニッコウキズゲ
10:30 追分で弥陀ヶ原に折れて、バス道を渡り、弥陀ヶ原の木道に行こうとしたら、
いったん下りて登り返す谷は、雪で埋まっていた。
谷を渡る踏み跡を探したが、見当たらない。
前人未踏の雪渓を渡って、ドボンと落ちたらいやだな~、と思い、引き返した。
木道の追分まで戻ったところで、とても軽装の若者とすれ違った。
装備は、称名レストハウスで貸してくれる木製のツエだけ。(汗)。
どうやら、称名滝を見に来て、八郎坂を登ってきたらしい。
登山は自己責任、というが、これはあんまりだろう。。
弘法に引き返す頃には、空は低い雲におおわれた。
雨になるとイヤだなぁ。。。と思いながら、マイペースで下山した。
称名の舗装道路に下りて、大日登山口の標識を見たら、てっぺんにステッキの落とし物が
張り付けてあった。
牛の首付近に落ちていたらしい。
称名駐車場で着換えていたら、少し雨が落ちてきた。
あの若者が、安全に戻って来れたらいいのだが。。
ところで、富士山を世界遺産に登録した目的は、富士山を守り後生に伝える、コトだったはずだ。
それは、富士山周辺の自治体のホームページに書いてあった。
まちがっても、観光客を増やしてひともうけしよう、と言うことではないはずだ。
しかし、いざ世界遺産に登録されたら、
世界遺産にさると観光客が増えて山が傷む。
入山料を取って、観光客が増えるのを抑制しよう。
などど議論している。
あのあたりの方は、そんなことも気付かすに、世界遺産に申請したらしい。
どこかの学者さんは、現状と同じ観光客にするなら、入山料を7000円にしたらよい、と言っている。
「7000円までなら取っても大丈夫か。。」と、ほくそ笑んでいる者もいることだろう。
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飴の包み紙なら間違って落ちたのかな?で許せますが吸殻は絶対許せません!!
山での一服は美味しいのかもしれませんが嫌煙者にとっては苦痛でしかありません。
私は 八郎坂、大日岳登山口にズ~ッと憧れを持っていました。そして 折立の登山口にも・・・
ただ 健脚ではないので すぐ途中で折り返す事になると自信を持っています (^^ゞ 無理のないトレッキングを楽しみたいです。
ジジ様のブログが 私の行きたい所だけに 何だかワクワク、ニヤニヤしながら読ませて頂きました。
また お邪魔してもいいでしょうか・・・
そうですね。
吸い殻を山に残してくる人は、困ったものです。
じじはずいぶん昔にタバコを吸っていたので、
喫煙家の吸いたい気持ちはわからないでもないですが、
エチケットは守って欲しいものです。
はじめまして。
健脚でないことを心配されていますが、心配要りませんよ。
実はじじも、かなりの貧脚です。
自分の体力に見合ったところまで登って下りて、安全第一で帰って来るようにしています。
気持ちに迷いが出たり、天候が悪くなったら、引き返す。。という自分のルールを守っています。
ところで八郎坂は、富山駅前のインテックビルを5つ重ねた高さがありますが、
実際に歩いてみると、そこまでは大変ではありませんよ。
ぜひ、またいらしてくださいね。