称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

4月29日(月祝) 称名、猿が馬場まで

2013-04-29 16:42:59 | 山登り

剱御前小舎の4月27日の記事に、gappaさんの活躍が載っていた。

 とても外へ出てみようという気にならぬ天気だが、ガッパ社長率いるガーズ軍団は
 今日も剱沢野営場のトイレ掘り出しに出かける積もりのようだ。

 

 凄まじい猛者揃いのガーズ軍団、率いるガッパ社長には
 仙人ヒュッテの若大将マー君も世話になっている・・・。


 


さて今年も称名滝が開いた。
そろそろ大日登山道を登って、足を作らなくちゃ。。


今日の目的地は、称名の猿が馬場まで。
どうして、猿が馬場まで、なのか?。。
理由は簡単だ。
高所恐怖症のじじには、谷底が見える牛の首は、足がすくんで越えられないのだ。

高所恐怖症とは・・・
 じじの場合は、谷底を見下ろすと、見えない力で下に引きずられるのだ。
 子供の頃に、「トイレで下から伸びてきた手が、お尻をなでる・・」と、
 トイレに行けなくなったことがあるが、それと似たような恐怖感だ。(笑)。

 普段の生活で言うと、3階くらいの高さから下を見ると、腰が抜ける。

 高所恐怖症になるかならないかは、だいたい小学校の入学前に決まるそうだ。

 最近で言えば、マンションの上の階に住んでいる子は、ならないとか

7:50 称名駐車場に到着。
車が全然いない。今日は登る人がいないのか??。



車の後ろで簡単に着替えたのだが、曇って寒い!。
天気予報では、今日は暖かくなると言っていたんだけどなぁ。。

道具は何にしようかと、ちょっと考えて、登山靴、アイゼン、ピッケル、を選んだ。

大日登山口へ。



大日登山口から上は、ずっと雪の上を歩くことになった。
昨年よりも、ちょっと多いかなぁ、、という感じ。



雪質は、夏に食べるかき氷と同じくらいにシャワシャワ。

アイゼンは履いているものの、無くても同じだったか。
いっそのこと、長靴、簡易アイゼン、ストックでも良かったかもしれない。

称名大雪渓(大日登山口に一番近い雪渓、称名じじ命名)は、ナダレの跡で荒れていた。
ここ最近に崩れたのか、雪は角が立っていた。



この雪渓の右端を登るトレースをたどっていくと、最後に笹のガケが出てきて、引き返した。

そうそう、もうひとつ東側(称名滝のほう)の雪渓を登らなくちゃ行けなかったのだよな。。

半分以上引き返してから、滝のほうに行くトレースをたどった。

だいぶん登って、向かいの八郎坂の全景が見えてきた頃に。。



夏道の「七曲がり」のところを登った。
もちろん、夏道は雪の下に隠れている。

10:10 猿が馬場に到着。



荷物を下ろして休憩。
ピッケルを立てて、荷物が滑り落ちないように引っかけた。



牛の首を登る、先行者。



割と登りやすそうに見えた。
ちょっと、「行ってみようかな」という声が頭をよぎったが、じじはここまで。

仮に牛の首までたどり着いても、あの痩せた尾根の雪の上を歩くのは、気が重い。
また、気温が上がってくると、雪の中に埋もれた小石が、飛びながら落ちてくることもある。

過去の記録を見てみると、牛の首や尾根道の雪が溶け、
大日平のほうはまだ雪の上を歩けるのは、5月中頃から下旬のようだ。

下山開始。
体重をかけた足が、ズルズルを滑っていく、

と、ここで、スキーをかついだご婦人に追い抜かれた。



朝7時から登って、大日平でスキーをした帰り道だそうだ。
「雪は滑るもの」という感じで、足を滑らしながら、上手に下りていかれる。
滑らないように下りていくじじとは、大違い。

スキーの上級者になると、ストックさえ持っていたら、スキーでも靴でも上手に滑られるみたいだ。

11:40 称名の舗装道路に戻りました。



いつの間にか、空は晴れ上がり、青い!。

車で、汗に濡れた下着を替えて、自宅に戻りました。

家に帰ってから、重ね履きの5本指靴下を見たら、指のところに穴があいてきました(笑)。



登山用の毛糸の靴下だけでは、ツメが痛くなるのだが、これを履くと実に調子がよい。
前に履いていた、シルクの5本指の靴下だと足がかゆくなったのだが、
今のは化繊で、かゆみはありません。
また買ってこようっと。。

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