「娘あり遠方より来たる。また楽しからずや。」
お盆休みになり帰省した娘が「立山に登りたい!」という。
そしてスーツケースの中からは登山靴が出てきた。(驚)
登山靴を入れるために、カバンがスーツケースになったらしい。
こりゃ行かにゃアカンやろう。。
03:30 家を出発。
立山駅から離れた駐車場で、空きを見つけた。
04:30 まだ夜も明けぬケーブルカーの切符売場に並ぶ。
半袖シャツなのに、ちょっと蒸し暑かった。
05:00 キップ発売20分前。
列は伸びて200人くらい並んでいる。
05:20 発売開始。
6時10分発の第2便を取れた。
美女平で乗り換えた高原バスには、座席の横に携帯充電ポートが着いている。
時代やね~。
バスの冷房が寒くて、半袖を脱いで長袖シャツに着替えた。
07:10 室堂に到着。
最初にすることは、立山玉殿の水を補給する。
07:25 出発。雄山に向う。
歩き始めて5分もしないうちに、長袖シャツが暑くなったが、日焼けをするとくたびれるので我慢した。
雪渓の上を歩くところは、一カ所だけ残っている。
身軽な娘は、ステッキなど持たないで、ヒョイヒョイと渡っていく。
07:55 抜堂で休憩。
08:10 一の越。意外と人が少ない。
雄山の登山道を見上げると、ポツポツと人が登っていく。
え?、こんな少ないの?。
登山道はずいぶん整備されて、登り道(赤いマーク)と下り道(黄色いマーク)が区別されたので、対向する人で足を止めることがなく、流れが速かった。
しかし、流れが速い分、登るスピードも速くなって息が切れた。
08:55 三の越。
竜王岳、五色ヶ原、薬師が見える。
三の越を過ぎて社務所が近づくと、足に余裕がなくなってきた。
09:10 雄山の山頂。
高曇りで青空が見えないのが残念だ。
長野側や岐阜側には、雲海が浮かぶ。
お祓いをする神主さんの、赤い服が鮮やかだ。
娘は、お祓いよりもおみくじに興味があるらしくて、社務所でひいたおみくじが大吉だと喜んでいた。
大汝山や真砂岳に続く縦走路を覗いてみたが、人はあまり歩いていない。
今日は時間がないので、山頂から先へは進みません。
雄山から一の越まで下りて、浄土山へ登り返します。
下りは、黄色いマークに従って歩けば、登ってくる人と対向することはない。
一の越まで下りている間に、登りの人がどんどん増えて、登りのルートで渋滞が起き始めた。
10:10 一の越へ下りて、反対側にある浄土山へ登る。
振り返ると、雄山の登山道が、アリの行列のようになっていてびっくり!。
そのうち室堂から上がったガスで、登山道がかくれてしまった。
じじと嫁はんはヘロヘロになっていたが、娘が余裕をこいていたので「先に行って竜王に登っていいよ」と言ったら、うれしそうにどんどん先に行ってしまった。
11:00 浄土山の分岐に到着。
浄土山にある富山大学の研究施設。
ちょうどその時、竜王岳で手を振る人がいたのでズームしてみたら、娘だった(笑)。
娘が下りてくるのを待って、室堂山へ下りて、さらにバスターミナルへ向かう。
浄土山から雄山の稜線が良く見える。
室堂山へ下りる岩場の急坂で、嫁はんがペースダウン。
「雄山の下りよりもずっときつい」と言う。
バスターミナルで12時40分発の高原バスに乗り、13:50発のケーブルカーに乗り換えて立山駅へ。
立山ケーブルカーの一番の見所は、登りと下りが対向する場面だろう。
15:00 家に帰った。
山に登ったというのに、娘は元気に出かけて行った。
若いって良いね。
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