人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

穏やかに旅立たれ

2017年06月26日 | 日々闘病日記

 ようこそ

今日は、昨日の引き続きで、葬儀社に料理を納品し、接待をしていました 今日のお悔やみの喪主様は、以前、長女が出産前まで勤務していた金融機関の上司のお母様で、聞くと98歳5か月との事でした。 長女から御香典の依頼を受け、受付にお届けし焼香をさせていただきました。

生前は、私の会社の給食も届けていました。 給食は7ルートに分かれて配達しているのですが、私がガンの告知を受ける直前まで配達していた一軒が、今回の故人様のお宅でした。 大概のお宅や会社や役所などは、決められた所定の場所に置く事になっているのですが、今回の故人様宅の場合は、故人様の部屋に入り、介護ベットに寝ておられる側のテーブルに置くことになっている特殊なケースでした。

毎日、毎日、故人様と顔を合わせて機嫌を伺い顔色を見て、世間話をして帰るのが私の日課になっていた方です。 聞くと老人介護施設に空きがなく、しかたく自宅介護になり、毎日ヘルパーさんが3回4回と見回りに来られたそうです。 が2日前の午後1時に他界されたようです。 昼間は一人で、家にいらっしゃていたので、私なりに気にはしていましたが、思い出すと残念でなりません。 優しそうなおばあ様で、辛そうな時でも愚痴ひとつ聞いた事はありません。 我慢されていたのか、遠慮されていたのか今では分かりませんが、芯の強い方でした。 そんな関係で今晩は自宅で初七日をされるようで、お料理の注文もいただき、ありがたい事です。 謹んでお悔やみ申し上げます。

高齢者様宅への給食の配達先から、御葬儀での料理の注文をいただく事も沢山ありますが、それぞれの故人様との日々の思い出があり、 複雑な思いの時も沢山あります。 先日も何時もの配達先で、前日の給食がそのまま残されている事に気づき、福祉事務所に緊急連絡を入れた所、すでにお亡くなりになっていた。と言う様なケースを体験する事も多くは有りませんが、何件か体験した事もあり、市からも安否確認の依頼も受けています。

誰でも必ず人間は、別れを体験します。 穏やかな別れになりますように

「人生晴れたり曇ったり」が、丁度いいのかもしれませんね 今日も又、給食の配達先では有りませんが、通夜の仕事が別の葬儀社から入ってきました。 大きく報道されてお亡くなりになる方。ひっそりとしてお亡くなりになる方 色々ですが、どちらの故人様もご冥福をお祈り申し上げます。

生死を分けたガン闘病から、私は2年3か月と15日になりますが、お陰様で生き延びています

 

では又ね

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