今日は腹くくってキャブレター
前回フロートのタッチ油面をゲージで調整しましたが、思うところあって再度フロート
何が気になったかと申しますと、フロート本体の状態です
40年の間に人の手が入っていじり倒されている私のZのキャブのフロート
曲がりまくりでフロートの向きもバラバラです。
油面の高さを合わせたところでフロートのねじれや歪みの影響でフロートの油面が非常にデリケートになってしまっているのではないかと...
恥ずかしながらこれまでフロートについて深く考察したことがありませんでした
1番から4番までフロートを並べてみるとご覧のようにバラバラ
4番は特にひどくフロートのフレーム部分自体が他の3つとは明らかに違う形になっていました
調整するとかの問題ではなく製造段階で曲げ加工の寸法が違っていました
どうりでいくら油面をとっても4番だけおかしくなるはずです
フロートの付け根を合わせて比べてみるとこのとおり
極力4個ともフレーム、フロートのよじれなどを合わせて修正しました
タッチ油面も合わせなおします、誤差は0.5以内くらいでしょうか
実油面で確認
やはり4番は大きく狂っていました、さらに実油面を4基とも合わせて完成
文章にすると少しですが、この作業に朝11時から夕方4時までかかりました
再度組み付け前に油面チェックしてOKなら組み込みます
新品の部品が手に入らないだけになかなか難しい作業でした
ガレージは気化したガソリンでヤバい臭満載
火気厳禁でした、あーこわ
キャブいじりは好きですがガソリンがねぇ・・・
ではまた次回につづく
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