週末の沖縄一泊旅行
ANA便のため高松空港よりのフライト。
家を8時過ぎに出発し、宇野より宇高国道フェリーで高松へ。このフェリーはがらがらだった。高松港からは一路南進し、特に渋滞も無く高松空港へ。
Webで調べると高松空港には有料駐車場があること、一泊800円であることはわかったものの、場所がどこか地図に示されていないし、何台程度あるのかも情報が無い。台数規模がわからないと、簡単に泊められそうかどうかの判断ができない。最低のホームページだ! 近くに民間の駐車場があり、一泊700円。少し離れたホテルが500円という情報まで得ていた。
10時過ぎに着いてみると到着ロビーの正面に結構大きな駐車場があった。
一泊100円の違いだったら、ここにすることにしよう。
スムーズに来過ぎて、空港で2時間弱の待ち時間。QRコードが着いている予約確認表が行方不明になり、探すのも面倒になってANAカードで発券するというトピックも交えながら、空弁を購入して機内へ。ただ高松空港にはまともな空弁が売っていなかった。沖縄便は11:55発で到着は14:00。グレードアップすれば弁当が出るんでしょうが、しもじもは自分で弁当を用意しなきゃいけないのに、他の乗客はどうしてるんだろう? と見合すと、団体のツアー客はツアコンがどこからか届いた弁当を配っていた。
天気も良く、フライト中下界がずっと見えていた。普段通路側の席を取るのだが、今回は2-3-2の席だったこともあり、AB,Aの席を予約し、久しぶりに窓側に座ってみた。
離陸してすぐに四国山脈が左手に見え、一眠りして目を覚ますと、眼下に屋久島・種子島の形が地図どおりに見えていた。空弁を食して再び一眠りしたら、那覇空港に着陸しようとしていた。
ANAのワンモアサービスでレンタカー、ホテルを予約していたが、これって何の通知も来ない。本当に予約が伝わっているのかと心配しながらレンタカーの営業所へ。心配することなく車をゲット。
とりあえず那覇市内のホテルにチェックイン。
部屋に入るとインターネットもできるようになっていたが、今回は純粋に観光のためパソコンを持って来ていない。ノートを持たない旅もいいものだ。
ホテルは最初別のホテルを考えていたが、そこは満室のため、10年ほど前に学会で泊まったホテルにしていた。
これからの日程は娘に任せていた。
一休みして、ナビに目的地を入れて出発。高速を通ろうと思うのに、高速を通る道が出てこない、ICの名前を入れると、手前でおろそうとする。降りる予定のICも入れて、やっと案内書に載っているルートが出てきた。
市内のICに行こうと国道から右折するところから渋滞。
ここらは新都心開発中。大型ショッピングセンターやらトイザラス。そういえば明日はクリスマスイブ、サンタの小父さん、小母さんもプレゼント準備に忙しいのだろう。その先に免税店DFJが現れる。そういえば、国内旅行で免税店が使えるのが沖縄復興対策の目玉の一つだったっけ。
DFJを過ぎると渋滞も無くなり、高速へ。ひとっ走りして降りると高速料金500円。ということは距離としては大して走っていないことになる。ナビが地道を勧めるはずだ。
最初の目的地は、世界遺産 座喜味城(ざきみぐすく)跡。

丁度やってきたツアーの案内人の説明に耳を傾ければ、500~600年前ほどの遺跡とか。石の組み方がかの万里の長城と同じ組み方だそうだ。中国との交流がうかがえる遺跡だそうだ。現在でもアーチが壊れずに残っているくらいしっかりとした石垣である。
http://www.churashima.net/shima/okinawa/isan/20010406/index.html
石垣の上に上がれるのだが、手すり一つ無い。本土だったら事故対策で登るのを禁止するか、手すりを作ってしまうかしそうな所。世界遺産となると手すりを作るのも難しい?
目を回せば嘉手納基地が、別に新しいのが作られて現在は使われていない「象の耳」?(電波の防諜施設)が遠くに見えている。そう言えばベトナム戦争が激しいときには此処では電線が無くても蛍光灯が点く、草の葉っぱでラジオが聞けるという強力な電波?磁波?が出ていた所だったことを思い出す。
座喜味城跡を後にして、次の目標は残波(ざんぱ)岬。
ここからの夕日は有名だそうだが、東シナ海には雲が多く、夕日が落ちるの見るのは難しそうだ。岬の灯台は改修中。普段は上まで登れるような案内がかかっていた。

灯台の南側はごつごつした岩の間を縫って波打ち際まで降りれるようになっている。それに対して北側は高台になって東シナ海に垂直に落ち込んでいる。
夕食は近くの残波岬ロイヤルホテルの6時からのディナーショーが予約されていた。

沖縄残波岬ロイヤルホテル
〒904-0394
沖縄県中頭郡読谷村字宇座1575
TEL 098-958-5000
FAX 098-958-3970
■フランス料理レストラン ラファール
東シナ海を一望するパノラマな景観、それはまるで洋上ディナー。
・所在階:13階
ライブチャージ¥500x3を含め、〆て34,540円
メジャーかマイナーか知らねども、地元出身のボーカル、ベース、ギター(キーボードだったかな?)の男三人のグループによるライブ。きれいな声だった。有名なグループ?と娘に聞いても「知らない」とのこと。
ディナーは6時か、8時かの選択だったというが、最後のコーヒーがサービスされたときには8時を回っていた。
そもその娘の立てた計画はイルミネーション。北のほうに有名なところがあるそうだが、そこは遠すぎるので中部地方を選び、そこに近いところということで、夕食場所を決めたそうだ。
レストランで支払いをするとき、ふと見るとANAのポイントが付くそうだ。ということはANAを通しても予約できたかも。別に目的地が無かったので那覇市内のホテルを押さえていたが、そうであればこのホテルに泊まってもよかった。
ということで、今日の目的地はこれから行く「東南植物園」。
昼間の入園料は900円程度(Webを見ると1000円だった)が、夜間は2000円になるそうだ。娘はロッピーで前売り券を手に入れてきていた。でっかい嘉手納基地を回りこんで行くと、植物園に向かっている車列ができていた。あとはそれについていく。

http://www.sebg.co.jp/
20:45からイルミネーション・ショーが始まると言うので少し急いだが、実際は21:45からだったようだ。野外でビニールを敷いている上に座って見物。クリスマスに外でショーを見れる暖かさ。これぞ沖縄ですね。

岡山のチボリもこれくらいのショーでもやらなきゃ客は来ない。
ショー終了後、地道で那覇に戻る。ホテルに着いたのは23:30頃だった。
翌朝、8時過ぎに1階のレストランでバイキングの朝食。9時過ぎにチェックアウトして、とりあえず昨日まん前を通り過ぎた免税店 DFSギャラリア・沖縄 へ。ここの1階ではレンタカーの返却もできるようになっている。(あとはモノレールで空港へというパターン)
でも、免税店で1~2時間すごし、その後首里城にでも行こうということで、返却口には行かず、駐車場の入り口へ。入り口には案内の人がいて、レンタカーの返却ですかと尋ねている。返却と言えば、あちらに誘導するようだ。
早いせいか駐車場も空いていて、2階に駐車。DFSへ。連れ合いと娘は目の色が変わる。私は真ん中のソファーでコーヒーを飲みながら暇つぶしに数独。
結局、連れ合いも娘も買い物をし、3階のレストランのサービス券4000円をゲット。
3階のレストランは入り口で、カードをもらい、そのカードで店内の各種料理のコーナーで好きなものを購入し、食事後出るときに清算する方式。
各自好きなものを取ってきて、オープンテラスのテーブルで食事。日差しが暑くて日陰になる席を探した。
ということで首里城はパスと言うことになり、空港前のレンタカー営業所へ直行と言うことになった。
那覇空港14時発。昨日着いたのが14時。丁度24時間の滞在。
帰りのフライトは爆睡。目を覚ますと四国山脈が雲に浮かんでおり、すぐに降下が始まった。
どうも我が家の女性どもは「暖かい」「買い物」「食事」がキーワードのようだ。
一泊だったが、それも気楽でいい(二泊となると荷物も多くなる?)とのこと。
と、今回の小旅行はおおむね好評だった。