東京で、生まれ育って半世紀。
私は東京タワーに行ったことがなかった。
1991年7月7日の七夕にとーちゃんが連れていってくれた。
夜8時頃(当時はワンボックスカーをもっていました)帰ろうとしたら
東京タワーの地下駐車場に続く生垣で子猫を発見。ダンゴムシまみれになっていた。
床のひとますは、約10センチ。多分、生後3週間くらいか?
普通なら、親を呼ぶのに、びゃーびゃーないてるのに
よほど、腹ペコだったのか?人慣れしてるので捨てられたか?かわいそうに。。。
「ねえねえ、こんなにおとなしいのだし。ほとんど鳴かないし」
「うちで、飼ってあげようよ」
とーちゃん、ほぼ無言。(たぶん) OKってことだな。
コンビニでネコ餌を買って、あげたらぺろーーーって食ってもうた
とーちゃんは、子猫を触るのが初めてみたいで
可愛くて仕方ないみたいだぁ
とーちゃんの実家は、ずーーーっと犬を飼っていた。
犬はあまり好きじゃない(本人談)。一気にネコ好きに。
こーーーんなに、小さくて、やわらかくて、かわいい。
ネコって、いいなぁ~
とにかく、可愛い。でかくなるのも早い。
アパートなので、みつかったらやばい。窓には、ぬいぐるみを
外に向けておいておくと、たーちゃんもぬいぐるみと同一に(見えるか?)。
数年後、ペットが飼える町田の借家へ、
戦闘機が真上を通るので、うるさいなんてもんじゃない。
仕事の電話聞こえず&テレビの音も聞こえない。
自衛隊なのか、アメリカ軍の戦闘機なのか(詳しくないからわからない)
思い切り節約して、東京でペットが飼える杉並の借家へ。
またもや引っ越し。まさに、引っ越し貧乏。
この時、私のバイクを手放すことに、リフト付きだと、かなり代金が高くなる。
手放すとき、かなりつらかったので、見送りができなかった。
さすが今は、立ちごけしても、起こせないから、バイクをもっていても乗れない。
中型自動二輪の免許も警察に返した。
とーちゃんの足は、くしゃいが。おいらは臭くない。
こんだけ舌が長いとは!!! びっくりーーー!
これだから、舌がつい出ちゃうのね。(ここは町田の借家)
またもや、出てる。
かわいい寝顔。
たーちゃん、舌かわいちゃうよ。
ありゃーーー!
とーちゃんとかーちゃんの間で爆睡。薄い枕もちゃんとする。
やっぱ、男の子だね。ウルトラマンのおもちゃが大好き。
ねむいのーーー!まぶしいーーー!
おいら、また病院いくのかなぁ~
きゅうちゃんをもらった病院では腎臓、肝臓、心臓が弱ってると。
延命のため。24時間やっている動物病院へ、担当制ではないが、
技術は最高ランクの冨谷先生に(すでに北柏で開院してます)
かーちゃん、おいら病院はやだーーー!!!
真ん中の「今ちゃん」だけは、すきーーー!
後ろ向きの上がたーちゃん、下がこざでーーーす
かーちゃん、ねむいよーーー。
この後、再度しっかり目をあけて、声にならないかすれた声で
とーちゃん、かーちゃん、ありがとうと、言ってるようでした。
私たちこそ、たーちゃんどうもありがとう。二人共号泣。
たーちゃんの命日、2004年4月25日(19時40分)
わずか、13年の一緒の時間でした。何度でも会って抱きしめたい。
まだ、妖怪みたいなきゅうちゃん、こざちゃん、ひーちゃんがいる。
すでに19年、人間なら92歳。長寿だぁ(妖怪か?)
わたしの方が先にあの世いきかも。。。